土曜の注目激走馬３選…ダート替わり＆好調騎手で「オオタニサーン」の実況再び！？

オオタニサーン

★小倉２Ｒ・３歳未勝利の馬トク激走馬＝アンダースコア

　デビューから福島を舞台に２戦連続２着に好走したミッキーアイル産駒。２戦目は首差で惜しくも初勝利を逃したが、続く３戦目は出遅れが大きく響き、１０着に敗れている。

　前走の結果で人気を落としそうだが、２度の２着時と同じように中団につけられるようなら巻き返しは必至。しかも、その前走は前残りの流れですべてがかみ合わなかった。

　今回は「末脚性能が上位」と「能力指数が上位」が激走馬ピックアップの要因で、さらに仕上指数も高い。小倉の開幕週を考えると内枠をゲットしたのもプラス要素になる。

★中山７Ｒ・４歳上１勝クラスの馬トク激走馬＝オオタニサーン

　ＭＬＢの大谷翔平選手の愛称が由来となっているジャスティファイ産駒は３戦目で初勝利をゲット。現級は昇級初戦で芝初投入にもかかわらず０秒１差の４着に好走した。

　仕上り指数、厩舎指数など軒並み高い数値を算出しているうえに、激走馬の要因に挙げられるのが「期待値高い外国産馬」と「上位騎手騎乗」の２点にある。

　今回は初勝利を飾ったダートに戻る点と、好調のキング騎手に乗り替わる点が大きいか。初勝利時に競馬ファンを沸かせた「オオタニサーン」の実況を再び耳にすることになるかも。

★中京１０Ｒ・刈谷特別の馬トク激走馬＝ボックスオフィス

　ブリンカー初装着だった４戦目で初勝利をゲット。１勝クラスは昨年１２月の３戦目でクリアした。いずれも中京で勝利を収めているだけに、コースの相性は見逃せない。

　その前走は２勝目は鼻差の辛勝だったが、相手のレベルが高かった。２着馬は次走で１勝クラスを突破すると、続く年明けの昇級戦で僅差の２着に好走したほどだ。

　今回の激走馬ポイントは「脚長で推進力ある」と「前走着順から高期待値」だが、バイタルジョッキーの印が付いている川又賢治騎手が騎乗する点も推し材料になっている。