小笠原入団のナショナルズ 前身はモントリオール・エクスポズ 日本人選手は４人目

　ワシントン・ナショナルズは１９６９年、メジャー初の米国以外の球団としてカナダ・モントリオールにエクスポズとして誕生。２００５年にワシントンに移転しナショナルズとなり、１９年にワイルドカードから勝ち上がり世界一に駆け上がった。

　しかし、その後５シーズンで４度地区最下位。昨季も７１勝９１敗で４位だった。在籍した日本人選手には伊良部秀輝、大家友和、吉井理人らがいる。本拠地球場はナショナルズ・パーク（収容人員約４万３０００人）。デーブ・マルティネス監督は今季が８シーズン目。

　なお、首都ワシントンにはア・リーグに１９０１～６０年まで第１次セネタース（現ツインズ）が所属し３度リーグＶで２４年に世界一。６１年から７１年まで第２次セネタース（現レンジャーズ）が所属も、リーグ優勝はなかった。