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J2札幌が無敗で沖縄キャンプ締め…G大阪とドロー…対外試合4戦は2勝2分け…岩政監督「内容的にいい試合ができた」

スポーツ報知 / 2025年1月25日 7時38分

G大阪戦の1本目24分、先制点を決めて喜ぶMF長谷川(右から3人目)ら札幌の選手たち(カメラ・砂田 秀人)

◆サッカー ▽練習試合 G大阪2(0―1、2―0、0―1)2札幌(24日、沖縄・吉の浦公園ごさまる陸上競技場)=45分×3

 J2北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督(42)が、手応え十分に沖縄キャンプを終えた。札幌は24日、J1・G大阪と練習試合(45分×3)を行い、2―2で引き分けた。同地での対外試合4戦は2勝2分けの負けなしという結果に加え、攻守とも躍動感ある内容を展開することができた。指揮官が代わり、新たな体制下で迎える中も、17日間という短期間で一定の成果は示した。更なる組織力向上への礎は、1次キャンプでしっかりと築かれた。

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 沖縄での17日間を、明るく前向きに振り返った岩政監督の言葉が、着実な歩みを物語っていた。昨季J1で4位のG大阪と2―2で引き分け、沖縄での対外試合4戦を無敗締め。「勝ち切りたかった試合だったが、逆に言うと、勝ち切りたいという表現ができたという意味では内容的にいい試合ができたということ」。教えが浸透しつつある状況に、納得の表情をのぞかせた。

 1本目に挙げた先制点に、成果が見えた。24分、敵陣で連動して相手に重圧をかけた。ミスを生じさせ、ボールを奪い返したMF長谷川竜也(30)が、40メートルのロングループを無人のゴールに決めた。「前線からの守備のはめ方や後ろのスライドがよく出て、チームとしてミスを誘発させられた」と長谷川は言った。相手の態勢が悪い時には全体で一気に取りにいく。指揮官が進めてきた教えが形となった。

 更なる上積みを図れる状態にある。沖縄キャンプ中、試合やプール調整を除き、グラウンドで練習できたのは10日間。岩政監督は「色んな関係者と話しましたけど『こんなに早くこんなサッカーをつくれるのか』という驚きを皆さん伝えてくれた」とうなずいたように、一からのチームづくりながら、テーマに掲げてきた「前進」は、確実に図られている。

 当初はちぐはぐだった守備から攻撃への転換など、日を追うごとに円滑になった。「点と点だったものが線になってくる感覚に、きょうのゲームはなった。僕がやろうとしていることと選手たちの特長がうまくかみ合っているのかなと。手応えはあります」と指揮官は口にした。沖縄で培った素地を更に研ぎ澄ますべく、29日から2次熊本キャンプに入る。(砂田 秀人)

 〇…岩政監督が、26日に札幌市内で行われるチーム披露イベント「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2025」内で今季の主将を発表すると、24日に明かした。沖縄キャンプ中に決めることを明言していたが「明後日(26日)発表します、札幌で。(それまでは)秘密秘密。その方がいいでしょ」と笑みを浮かべた。決断理由は「僕の感覚。誰をキャプテンにして誰を副キャプテンにするか考えていたが、キャンプ中にしっくり来た瞬間があった」とのこと。どの選手になるか、要注目だ。

 ◆J2札幌◇負傷 FW白井陽斗(25)が、24日のG大阪との練習試合の1本目15分に右太もも裏を痛め、同22分に退いた。

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