【卓球全日本】平野美宇「あと1点…直接対決にも勝ちたかった」伊藤美誠との“みうみま”対決 マッチポイントから逆転負け…女子シングルス
スポーツ報知 / 2025年1月25日 14時33分
◆卓球◇全日本選手権 第5日(25日、東京体育館)
女子準々決勝が行われ、8年ぶりの日本一を目指した平野美宇(木下グループ)は、過去3度優勝の伊藤美誠(スターツ)との“みまみま”対決に3―4で敗れ、7年ぶりの4強は果たせなかった。「あと1点だった。殻を破れなかった」と悔しさをにじませた。
同じ2000年生まれの盟友同士の“みうみま”対決。2018年大会の決勝で敗れた雪辱の思いを持って臨んだ。第1ゲームから前に出て「向かっていく気持ちで臨んだ」。第4Gの前にはユニホームを替え、攻め立てた。2―2の第5ゲーム(G)を11―7で奪い、3―2とリードした。迎えた第6G。先にマッチポイントを握った10―8の場面から伊藤のスマッシュを食らった。観客席から「平野あと1本」とのゲキが飛んだが、取り切れず、10―12で落とした。最終Gも失った流れを取り戻せず、フルゲームで敗れた。試合後は首を傾け、ぼう然とした様子で立ち尽くした。
「(第6Gのマッチポイントを握ってから)めちゃくちゃ勝ちを意識したわけではないんですけど、でもプレーはちょっと勝ち急いでしまったりしていたのかなと思います。向かっていく気持ちで臨んではいたんですけど、10―8の時はやっぱり挑戦者の気持ちをちょっと忘れて、勝ちたいという気持ちが上回ってしまったのかなと思います」と敗因を口にした。
パリ五輪代表の最終選考を兼ねた前回大会は、6回戦で隣のコートで代表権をみうみまで争い、平野が悲願のシングルス出場の権利をつかんだ。激闘から1年。平野は「直接対決にも勝ちたかったんですけど、今日負けてしまったのはすごく悔しいですし、勝つチャンスがあった試合だったので、今日は勝ちたかったなという思いが、すごく強かった。相手は対戦してやはり勝つのが難しい選手だなと思いました」と勝者をたたえた。
パリ五輪を終えて、新たな気持ちで臨んだ全日本選手権だった。「初心に返って臨んだ全日本だったけど、収穫もありましたし、まだまだやるべきことはたくさんあるなと思いました」と総括した。今後は30日開幕のシンガポール・スマッシュに臨み、5月には世界選手権個人戦(カタール)がある。「全力で挑めるようにしたい」と話した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【卓球全日本】伊藤美誠、大逆転で“みうみま”対決制す 張本美和との準決勝へ「完全なチャレンジャー」
スポーツ報知 / 2025年1月26日 9時0分
-
【卓球】平野美宇はあと〝1点〟に泣く 伊藤美誠に敗れ8強で終戦「ちょっと勝ち急いでしまった」
東スポWEB / 2025年1月25日 14時52分
-
【卓球】「あと1点…」平野美宇 マッチポイントから大逆転負け 伊藤美誠との“みうみま”決戦に散る
スポニチアネックス / 2025年1月25日 13時43分
-
【卓球】伊藤美誠 大死闘“みうみま”決戦制して4強!「とにかく思い切って」崖っぷちから奇跡の大逆襲
スポニチアネックス / 2025年1月25日 13時31分
-
【卓球全日本】平野美宇が8強進出!25日の準々決勝は伊藤美誠と“みうみま”対決
スポーツ報知 / 2025年1月24日 16時18分
ランキング
-
1DeNA、バウアー復帰を27日発表へ 27年ぶりリーグVへ本腰補強!
スポニチアネックス / 2025年1月27日 8時36分
-
2女子500メートルで稲川が3位 スピードW杯、吉田5位
共同通信 / 2025年1月27日 7時48分
-
3《大谷翔平との通訳生活》水原一平被告が申立書で主張した「過酷な労働環境」「給与水準」裁判所に情状酌量を求める
NEWSポストセブン / 2025年1月27日 7時15分
-
4大谷翔平より先に「50-50できた」 ボンズ氏の伝説的1年、“横やり”が潰した可能性
Full-Count / 2025年1月27日 10時43分
-
5井上尚弥に“難癖”「なぜ逃げる?」 疑問噴出した有名プロモーターの発言「愚か者」「突飛だ」
THE ANSWER / 2025年1月27日 11時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください