「TBSの信頼が地に落ちた」…フジテレビ「問題」を巡り「サンモニ」コメンテーターが「思い出す」TBS「ビデオ問題」
スポーツ報知 / 2025年1月26日 9時45分
フリーの膳場貴子アナウンサーが司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は26日、芸能界引退を23日に発表した中居正広氏(52)と女性とのトラブルに端を発する一連の問題で社員の関与が報じられているフジテレビを巡る様々な動きを報じた。
フジテレビは17日に港浩一社長がテレビカメラを入れない形式で会見を行ったが27日に改めて経営幹部がオープンな形式で記者会見を行うことなどを伝えた。
コメンテーターでBS―TBS「報道1930」のキャスターを務める松原耕二氏は今回の問題で感じたことを「放送がいかに信頼をベースにしているかということです」と明かした。
続けて「どうしても一連の動きを見ながら思い出すのは、オウム真理教の問題を巡ってTBSの信頼が地に落ちた時」と切り出した。
松原氏が明かした問題は、同局で当時、放送していた情報番組のスタッフが1989年10月に「オウム真理教」の要求を受け被害者弁護団の坂本堤弁護士のインタビューを収録した放送前のビデオテープを同教団の幹部らに見せた不祥事。
松原氏は当時を振り返り「我々も本当に苦しい時代で当時、私は30代の局員だった時代なんですけど、何とかならないかということで我々にできることはないかということで報道局でも4時間近い検証番組を作った。私が担当したのはなぜ、経営陣が判断を間違えたんだというところで、経営陣1人1人とある意味、30代の若造が検事役で向き合って、誤りをただすという、ものすごく凄惨(せいさん)な作業だったんです」と明かし「あの時、思ったのは信頼は一瞬にして崩れるけれども、取り戻すのは、どれだけ大変で時間かかるものかというのを痛感しました」と回想した。
その上で「今回、フジテレビであれだけの問題で(17日の会見で)カメラを入れないのは自己否定だし、ほとんど何も答えていない。現場の方たちは本当に怒りを覚えたと思います。今度こそ信頼を取り戻すために、もちろん女性の人権は、最大限尊重しながら、今度こそ説明責任を果たしてほしいな、と。1人の放送人として本当に心から思います」と提言していた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
フジテレビにはびこる“不適切すぎる昭和体質”…他局の元TVマンも「お台場だけ時が止まっている」と厳しい指摘
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月27日 10時28分
-
フジ・日枝久氏を「直撃取材」…TBS「サンジャポ」放送…コメントは一言のみ「今日は取締役会」
スポーツ報知 / 2025年1月26日 10時20分
-
フジテレビ問題は「TBSの信頼が地に落ちた時をどうしても思い出す」元局員松原耕二氏が回顧
日刊スポーツ / 2025年1月26日 9時43分
-
松原耕二氏 17日フジ会見は「カメラ入れないのは自己否定」仕切り直し会見に要望「今度こそ説明責任を」
スポニチアネックス / 2025年1月26日 9時15分
-
「メディアもスポンサーも週刊文春やネットの声をうのみ…この集団制裁感」…「ウェークアップ」でタレントが明かしたフジテレビ「問題」への「違和感」
スポーツ報知 / 2025年1月25日 9時2分
ランキング
-
1生島ヒロシ、芸能活動を無期限自粛 セクハラ・パワハラ発覚でラジオ降板「不適切な画像の送信等の行為があった」
モデルプレス / 2025年1月27日 18時29分
-
2「だれかtoなかい」終了きっかけは昨夏 女性離職で検討、昨年11月に中居氏側へ通達
スポーツ報知 / 2025年1月27日 18時14分
-
3《とんねるず石橋貴明、直撃にショック隠せず》盟友・中居正広は引退、“育ての親”港社長は辞任「フジテレビを滅ぼすなよ」と歌った過去
NEWSポストセブン / 2025年1月27日 16時15分
-
4《女が苦手な女性アナランキング》圧倒的票数の“不名誉”1位は「男に媚びてる」元TBSアナ
週刊女性PRIME / 2025年1月27日 11時0分
-
5【1人賛否】粗品、フジテレビ問題で余波…女性アテンド疑惑に「当たり前やけど一回もないです」
スポニチアネックス / 2025年1月27日 19時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください