日曜中京競馬場の注目激走馬…中京１１Ｒプロキオンステークス・Ｇ２

馬トク激走馬に算出されたサンデーファンデー

中京１１Ｒ・プロキオンステークス・Ｇ２・馬トク激走馬＝サンデーファンデー

　暮れの１２月は師走Ｓ２着、続くベテルギウスＳでは逃げるミトノオーを２番手で見る形から悠々抜け出し、ジューンアヲニヨシ（２着）に２馬身半差。オープン昇級後の初勝利を挙げた。師走Ｓの５４キロから３キロ増の５７キロを克服し、着実な地力アップを印象づけた。

　中間の調整も落ち着きが感じられ、雰囲気はいたって良好。ゲートが安定したことは、メンタルの充実も関係がありそうだ。陣営も「状態はずっと良く、以前とは調教の走りが違ってきています」と好感触を伝えた。

　前走後に浜中騎手が「もまれ弱いタイプなので、外枠（１６番）が良かった」とコメントしたように、１番枠がどうかだが、内有利なコース、行く馬が少ないメンバー構成、前述のスタートが良化した現況を考えれば、一気の逃げ切りがあって驚けない。初コンビの鮫島克駿騎手に期待する。