大学駅伝2冠&箱根3位の国学院大が祝賀交流会 前田監督も地元も「来年は箱根駅伝優勝パレード」
スポーツ報知 / 2025年1月26日 14時25分
今季の学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(2、3日)3位だった国学院大が26日、練習拠点がある川崎市高津区の高津小学校で祝賀交流会に参加した。会場の体育館は、地元住民を中心に約500人が駆けつけ、立ち見が出るほどの大入り。前田康弘監督(46)は「人が来てくれるのかな、と心配していましたけど、多くの人が来ていただき、ありがとうございます」と感謝した。
この日、箱根駅伝を連覇した青学大が練習拠点としている相模原市相模原キャンパスの最寄り駅の淵野辺駅周辺で優勝パレードを開催。国学院大の祝賀交流会の主催者として「パレード実行委員会」も名を連ねており、高津区でも昨年11月から箱根駅伝で優勝した場合、パレードを計画していたという。前田監督は「パレードを準備してもらっていて優勝できずに申し訳ありません。来年、パレードをできるように頑張ります」と誓った。
エースで主将の平林清澄(4年)は「一戦一勝で出雲駅伝(昨年10月)、全日本大学駅伝(昨年11月)を勝つことができましたが、最後(箱根駅伝)は勝てず、じわじわと悔しさを感じています。来年は新主将の上原琉翔(3年)を中心に後輩たちがやってくれると思います」と前向きに話した。
平林は、疲労回復に努めた後、沖縄・宮古島で本格的な練習を再開。来週の別府大分毎日マラソン(2月2日)に出場する。昨年2月の大阪マラソンで初マラソン日本最高&日本学生新記録の2時間6分18秒の好記録で優勝。今年9月の東京世界陸上男子マラソンの参加標準記録(2時間6分30秒)を突破しており、有力な日本代表候補に挙がっている。今春の卒業後、実業団のロジスティードに進むが、引き続き国学院大を練習拠点として前田監督の指導を受ける。昨年の大阪マラソンを制した後には「25年の東京世界陸上、28年のロス五輪に日本代表として出場したい」と意欲的に話している。
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