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【大学野球】早大・小宮山悟監督が「学生野球の父」飛田穂洲氏の命日に墓参「節目の年、新たな気持ちで」

スポーツ報知 / 2025年1月26日 18時42分

早大・小宮山悟監督や野球部の幹部、稲門倶楽部の有志、水戸一の野球部員らが飛田穂洲氏の命日に墓参した(カメラ・加藤弘士)

 東京六大学野球リーグ・早大の小宮山悟監督(59)が26日、茨城・水戸市内の東光寺を訪れ、「学生野球の父」こと早大野球部初代監督・飛田穂洲氏の命日に墓参した。「一球入魂」の言葉で知られる飛田氏は今年で没後60年。野球部現役幹部やOB会「稲門倶楽部」の有志、飛田氏の母校・水戸一高の選手たちとともに手を合わせ、2025年シーズンのさらなる躍進を誓った。

 雲一つない澄み切った青空の下、小宮山監督は背筋を伸ばし、飛田氏の墓前で手を合わせた。恒例となる命日の墓参。昨年のリーグ2連覇を報告するとともに、「一球入魂」の精神を胸に戦い抜くと心に決めた。

 「今年はたまたま命日が日曜日と重なって、水戸一高の選手たちと一緒になるのは初めて。これだけの大人数で、飛田先生も驚いているんじゃないかな」

 今年は東京六大学野球連盟創設100周年のメモリアルイヤー。飛田氏は立大の連盟加入にも尽力し、発足後初めて行われた1925年秋のリーグ戦で早大を優勝に導くなど、黎明期の功労者であることは論をまたない。指揮官は「節目の年に早稲田として、六大学連盟に記録を残したいと思っています。新たな気持ちで頑張ります」と表情を引き締めた。

 生誕の地でもある近隣には「一球入魂」の碑も建つ。主将の小沢周平内野手(3年=健大高崎)も「昨年は優勝できましたが、今年も優勝しますと飛田先生にはあいさつしました。毎日、東伏見で『一球入魂』を胸に練習していますので、それを神宮で今年も出せたらと思います」と静かに闘志を燃やした。まずは春のリーグ戦。一球入魂で勝ちに行く。(加藤 弘士)

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