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開幕2連勝の藤井聡太王将、横歩取りに誘導されて「可能性はあると思ったが展開を想定するのは難しかった」

スポーツ報知 / 2025年1月26日 19時50分

京都・伏見稲荷大社での王将戦第2局に勝ち、挑戦者・永瀬拓矢九段(左)と感想戦を行う藤井聡太王将(カメラ・筒井政也)

 将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=が26日、京都・伏見稲荷大社で前日から指し継いだ第74期王将戦七番勝負第2局で、挑戦者・永瀬拓矢九段に先手番の93手で勝ち、開幕2連勝を決めた。

 1月末でも陽気な日曜日。京都屈指の観光名所“おいなりさん”は外国人観光客らでごった返してにぎやかだったが、対局場で両雄が静かに闘志を燃やした戦いは、藤井に軍配が上がった。

 戦型は両者の公式戦では2020年9月の銀河戦(先手・藤井勝ち)以来2度目の横歩取りに。永瀬に誘導された形となった藤井は「可能性はあると思ったが、どういう展開になるか想定するのは難しかった。一度戦いが始まると激しくなりやすい将棋。一手一手難しかった」と苦戦を明かした。

 1日目(25日)は藤井やや有利だったが、七冠王は1時間15分もかけた封じ手を「いろいろある中で、結局何がいいか分からなかった」と角打ちを選択。これが「急所には効いていない」ため、いったん形勢を損ねた。シーソーゲームになりそうだったものの、9筋の攻防から藤井が抜け出し、じわじわと差を広げて押し切った。

 藤井が4連覇と歴代5位タイのタイトル27期へ一気の王手を狙う第3局は、2月5、6日に東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で指される。藤井は「後手番になるので、序盤で立ち遅れないよう、しっかり準備したい」と、かぶとの緒を締めた。

 一方、作戦通り、横歩取りに誘ったものの永瀬は「序盤は難しいのかなと思った」と振り返った。永瀬は対藤井戦で初の5連敗を喫した。番勝負も「スコアとしては厳しくなりましたが、一戦一戦、頑張りたい」と、2度目の先手番を生かして逆襲を目指す。

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