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身長160センチ台の小兵対決 鹿児島・兒玉が静岡・山本に逆転勝ち

スポーツ報知 / 2025年1月26日 19時56分

ディフェンスする静岡の山本(中央。左は鹿児島・兒玉、右はハームス)

◆りそなB2リーグ第18節 静岡77―86鹿児島(26日・静岡市中央体育館)

 西地区3位のベルテックス静岡と同2位の鹿児島レブナイズとの第2戦で、2日続けての「小兵対決」が実現した。昨年12月に静岡に特別指定選手(アマ契約)で加入した163センチのPG山本愛哉(20)と、鹿児島のプロ8年目で166センチのPG兒玉貴通(32)がマッチアップして会場を沸かせた。

 鹿児島のBリーグ最長身221センチのCマット・ハームス(27)ら大男がひしめくコート上で、160センチ台の2人が直接対決した。Bリーグで最も小柄な山本と、山本が加入するまで「最小兵」だった兒玉が火花を散らした。「僕より小さい選手とリーグで対戦したのは初めて」と32歳のベテランが言えば、12歳年下の新人は「大きい選手と比べてスピードがあるし、すごくやりづらかったけど、いい経験になりました」と振り返った。

 兒玉は先発し17分29秒のプレータイムで得点はなかったが、3アシストで勝利に貢献。Bリーグで最も小柄な山本は途中出場で6点をマークしたものの、チームは最大16点差を守り切れず逆転負けで3連敗となった。

 小柄ながらプロリーグで活躍する2人。兒玉は「子どもたちが『兒玉、頑張れ』と声をかけてくれると、うれしい。子どもたちに夢を与えられる存在になれれば」。現在、神奈川大3年生の山本も「僕も将来プロになって(兒玉のように)小さい子のお手本のような選手になりたい」と話す。次回は3月1、2日に鹿児島で対戦する可能性がある。

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