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【阪神】新4番目指す「令和の藤村富美男」 「ダイナマイト打線」モチーフの黒虎ユニで、同じ誕生日の大先輩級活躍誓う

スポーツ報知 / 2025年1月27日 5時0分

ブラックダイナマイトシリーズのユニホームを着て、ポーズを決める森下翔太(カメラ・義村 治子)

 阪神・森下翔太外野手(24)が「令和の藤村富美男」を目指す決意を示した。26日、球団は今年8月に京セラDで開催する新イベント「TIGERS B―LUCK DYNAMITE SERIES」(8~10日・ヤクルト戦、19~20日・中日戦)の内容を発表。藤川監督から4番に指名された大砲が、期間中に着用する黒ベースの新ユニホームを身にまとい、甲子園の施設内に登場した。

 同ユニホームは「ダイナマイト打線」と呼ばれた大阪タイガース時代の48、49年にビジターで使用したモチーフ版。「レトロ。昔の感じが出てすごくいい」とすっかり気に入った様子の森下は00年生まれだが、当時の4番で初代ミスタータイガース・藤村富美男について問われると「知っています」と即答した。「(背番号は)10番ですよね。誕生日(8月14日)が一緒ですよね。なので覚えています。乗っかれるよう頑張ります」と大先輩に負けない活躍を誓った。

 今季の目標は打率3割、30本塁打、100打点。自主トレ期間では本塁打王4度のソフトバンク・山川に弟子入りするだけでなく、巨人やDeNAで通算2017安打、308本塁打のアレックス・ラミレス氏がオーナーを務める横浜市内のジムにも体験入門した。有酸素運動と無酸素運動がクロスフィットした練習法を実践。「体の中の筋量やスピードを上げる方を目的に」と“連続出稽古”の成果も見せるつもりだ。

 指揮官の構想は佐藤輝、森下、大山のクリーンアップ。「やっぱり決めてくれるような、打ってほしいところで打ってくれるような、期待感を持たせるような打者になりたい」と意気込む新4番が、藤村富美男と同じ「黒虎」姿で、令和のダイナマイト打線をけん引する。(中野 雄太)

 ◇T藤村富美男とダイナマイト打線 藤村は「物干しざお」と呼ばれた長尺バットを使い、首位打者、本塁打王3度、打点王5度を記録した初代ミスタータイガース。背番号10は阪神の永久欠番で74年に野球殿堂入りした。その藤村が4番に座り、別当薫らと戦後に形成したのが超強力ダイナマイト打線。47年に優勝。チーム打率は48年が2割6分2厘、49年は2割8分3厘でともにトップだった。

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