三山凌輝、難役も座長として引っ張る 共演陣から「アメ車」「ギャル」「コミュ力お化け」と大絶賛

相思相愛で熱い抱擁を交わす三山凌輝（左）、ファン・チャンソン

　７人組ダンス＆ボーカルグループ「ＢＥ：ＦＩＲＳＴ」三山凌輝（ＲＹＯＫＩ）、「乃木坂４６」久保史緒里がＫアリーナ横浜でダブル主演映画「誰よりもつよく抱きしめて」（来月７日公開、内田英治監督）のＰＲＥＭＩＵＭ　ＥＶＥＮＴに出席した。

　愛しているのに触れることのできない、絵本作家・水島良城（三山）と書店員・桐本月菜（久保）の切なくも美しい恋愛物語。普段は人見知りという久保だが「触れられないというのは大きな壁」と役作りのために「『心の距離をなるべく縮めないと』と思って、コミュニケーションを取った」と工夫したという。

　「久保ちゃんが心開いてくれた」と喜ぶ三山は、初日から共演者と次々に意気投合。韓国６人組グループ「２ＰＭ」ファン・チャンソンとは「初めて会ったときから、Ｗｈａｔ’ｓ　ｕｐ（どう）？みたいな感じだった」。座長として現場のムードメーカーも担い、共演者から「アメ（リカ）車」「ギャル」「コミュ（ニケーション）力お化け」と表現されると、はにかんでいた。一方で強迫性障害、潔癖症に苦しむ役柄には「考えさせられる役だった」。撮影当時は自身も「低空飛行の状態だった」そうで「より深く良城を理解できる良いタイミングで出会わせてもらった」と裏側も明かした。

　映画にちなみ抱きしめたい人・ものには「チャンソンです」と即答した三山。隣にいたチャンソンと熱い抱擁を交わした。一方のチャンソンも、少し迷った末に「りょーきー」と絶叫。相思相愛の２人は再び熱い抱擁を交わし、笑いを誘った。

　この日は、共演の穂志もえか、永田凜、北島岬、竹下優名も出席。舞台あいさつの後には久保による絵本の朗読、チャンソンによるパフォーマンス、ＢＥ：ＦＩＲＳＴによる主題歌の歌唱も行われた。