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佐藤幸椰が今季自己最高の2位…W杯札幌大会代表入り確実に…スキージャンプFISコンチネンタル杯

スポーツ報知 / 2025年1月27日 6時2分

2戦目で2位に入り、日本勢で唯一、表彰台に立った佐藤幸(左)

FISコンチネンタル杯 (26日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=K点123メートル、HS137メートル)

 2戦し、1戦目はSTV杯を兼ねて行われた。22年北京五輪代表の佐藤幸椰(雪印メグミルク)は、第2戦で1回目6位から2回目に135メートルのジャンプで今季自己最高の2位。昨季逃したW杯札幌大会(2月15、16日)への代表入りを確実にした。

 思わずガッツポーズが飛び出した。第2戦。佐藤幸の1回目は6位と出遅れたが、「最後気持ち切らさないように」と、集中力を保って2回目に臨んだ。有利となる向かい風が1回目よりも0・5メートル弱い中、同じ135メートルで着地。会心の飛躍で今季初の表彰台をたぐり寄せた。

 前日は5位、この日の第1戦は4位。札幌3連戦でコンチネンタル杯ポイントを着実に積み重ねた。節間のランキングで上位に入り、W杯札幌大会出場のための日本選手枠を5から6人へと増枠させた(開催国枠は4)。自身も自力での代表入りを確実にし、「とても自信になるし、チームにとってもすごく大きなこと」とうなずいた。

 19―20年シーズンには札幌大会などW杯で2勝した。北京五輪にも出場し国内トップ選手として近年の日本代表をけん引。しかし、昨シーズンは開催国枠が与えられる国内大会も含めてW杯メンバー入りを逃した。

 「昨年札幌のW杯大会に出られなかった思いを1年軸にして戦ってきた」と、雪辱に燃える今季は、所属チームの主将に就任。昨年12月に名寄で国内大会を2連勝すると、国際舞台でも安定した成績を残し、オリンピアンの意地で地元開催のW杯切符をつかみとった。

 来年には自身2度目となる五輪の開幕が迫っている。代表入りへは厳しい道のりが続くが、「遠回りはしてるけど、いい階段を上がれている手応えはある」。世界の頂を知るジャンパーはイタリア行きをかなえるために、ここからさらにギアを上げていく。(島山 知房)

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