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幕内・一山本が5場所連続7勝7敗で千秋楽迎え無事に勝ち越し…ヒヤヒヤ楽日に「慣れたくはないですけど…」

スポーツ報知 / 2025年1月27日 6時7分

一山本(右)がはたき込みで若隆景を破り勝ち越しを決めた(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)

 北海道岩内町出身の西前頭6枚目・一山本(31)=放駒=は西小結・若隆景(30)=荒汐=をはたき込みで破り、8勝7敗。2場所連続で勝ち越しとなった。千秋楽を7勝7敗で迎えるヒヤヒヤは5場所連続で繰り返されたが、春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)には自己最高位で挑む。

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 一山本は小細工なしで前に出た。若隆景をもろ手突きで押し込み、左のど輪でのけぞらせると、つっかえ棒を外した瞬間、難敵は前に落ちた。「しっかり立ち合いで当たれて押し込めた」と納得の表情だ。

 最近2度の対戦(1勝1敗)では、いずれも押し込んだ方が逆転負けしている。「頭にはあったが、しっかり自分から攻めようと思った」。冷静さで技能賞5度の技巧派の持ち味を封じ込んだ。

 千秋楽を5場所連続7勝7敗で迎えた。「慣れたくはないですけど。来場所こそは(早く勝ち越せるように)頑張ります!…と言って、いつも7勝7敗になるんで。まあ(最後に)勝ち越せれば」と笑顔だ。

 春場所では今場所の西前頭6枚目という自己最高位の更新が確実だ。抱負を問われると「もちろん勝ち越し」と即答した。今場所の最大の収穫は、立ち合いの自信を深められたこと。「来場所もいい相撲を取れればいいと思っています」。無心で前へ前へと出た先には、念願の三役が見えてくる。(甲斐 毅彦)

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