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藤枝順心が21連覇…公式戦2戦目の1年生MF森くるみが先制弾…女子サッカー静岡県高校新人戦

スポーツ報知 / 2025年1月27日 6時15分

21連覇を達成し、喜ぶ藤枝順心の選手たち(カメラ・伊藤 明日香)

◆女子サッカー◇静岡県高校新人戦 ▽決勝 藤枝順心2-0常葉大橘(26日・竜洋スポーツ公園)

 決勝で藤枝順心が、常葉大橘を2―0で下し、21連覇を果たした。MF森くるみ(1年)が試合開始4分に先制点を決めると、後半10分にはMF酒井美祐(1年)の2試合連続ゴールで追加点を挙げ、頂点に立った。

 ニューヒロインが決勝で堂々のゴールを決めた。開始4分。森がゴール前で右足で豪快なシュート。左ポスト内側に当たったボールがネットを揺らした。新チーム初陣だった前日(25日)の準決勝で公式戦デビューを果たしたばかり。大舞台の先制弾に右拳を突き上げて喜んだ。チームは後半に1点を加え、頂点に立った。「(引退した)3年生がすごくて重圧があったけど、新人戦の連覇が途絶えなくて良かった」。21連覇達成に安どの表情を浮かべた。

 雪辱を果たした。常葉大橘との対戦は昨年10月の県選手権決勝で敗れて以来。全日本高校女子選手権で初の3連覇を達成した12日から準備期間が少なく、中村翔監督(36)は「正直、負けるんじゃないかと思っていた」と不安を口にしていたが、見事に勝ちきった。

 前チームで主に出場した選手は5人程度で例年より少ない。リーダーシップを育むため、毎年3月だったダブル主将の任命を2か月前倒し。MF鈴木由真、GK伊藤楓夏(いずれも2年)が中心となって引っ張っている。全国総体、選手権で優勝を重ねているが、クラブユースと日本一の座をかけて戦うU―18ファイナルズでは未勝利。「まだどこの代も取ったことがない3冠を達成したい」(鈴木)。新しい目標に向かって王者が一歩を踏み出した。(伊藤 明日香)

 常葉大橘・望月寧々主将(大会初優勝を逃し)「負けて悔しいという思いがあるが、これからが本当の勝負。インターハイに向けて強いチームをつくっていきたい」

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