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今日午後4時からフジテレビ会見…注目すべき6つのポイント

スポーツ報知 / 2025年1月27日 12時3分

フジテレビ

 元タレント中居正広氏(52)と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長(72)ら4人が27日午後4時から、記者会見を開く。会見に先立ち臨時取締役会を開催し、港氏の進退などに関して議論する。経営陣の中では港氏の辞任論が強まっており、議論の行方や会見での対応が焦点となる。具体的な回答があるか注目されるのは以下の6点。

 〈1〉中居氏と女性とのトラブルにフジ社員が関与したのか

 昨年12月27日に同社は社員の関与を否定する文書をホームページに掲載。今月17日の会見でも、トラブルがあったとされる会合について、通信履歴なども確認した上で企画した事実すらないとしている。

 〈2〉トラブルに対するフジ側の認識。誰がどこまで把握していたか

 港社長は23年6月初旬時点で女性のトラブルを把握していたが、17日の会見では相手が中居氏であると認識していたかについては「調査に関わること」として回答を避けた。当時専務取締役で現・関西テレビ社長の大多亮氏は「女性から相談を受けていた」と認めている。

 〈3〉トラブル把握後の対応の妥当性

 中居氏出演の「だれかtoなかい」は継続し、スポンサーにも報告はしなかった。港社長は17日の会見で、女性のプライバシーと「他者に知られずに仕事復帰したいとの意思を尊重」と説明したが、妥当性が問われる。

 〈4〉フジ幹部が女性社員にタレントを「接待」させていたとの報道の真偽

 17日の会見時点では懇親会の存在は認めているが、「接待」の有無については調査委の調査を待つ意向を示している。

 〈5〉港社長、日枝相談役ら経営陣の進退

 港社長はトラブル対応について「判断は私の責任」と明言。3月末をめどとする調査委の報告書提出を待たずに判断する可能性がある。

 〈6〉スポンサー企業への今後の対応

 CM差し止めが相次ぐ中、どう信頼回復をはかっていくのか。食い止める策を提示できるか。

 ▽出席者 港氏のほか、嘉納修治会長(74)=親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)会長兼任、フジテレビの遠藤龍之介副会長(68)、フジ・メディアHDの金光修社長(70)が出席見通し。フジサンケイグループ代表、フジテレビ取締役相談役の日枝久氏(87)は出席しない。

 ▽会見形式 参加メディアを制限せず映像撮影も可能なオープンな形式で行う。中継もされるが、被害女性らの「プライバシー侵害の恐れがある発言」などへの対策として生中継・生配信は控え、10分遅れの時間差をつけて放送・配信するよう要望している。

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