ＴＢＳ「Ｎスタ」、フジ社長会見を１０分遅れで放送 井上貴博アナ「個人名が出た。音声を絞らせてもらっています」

TBS

　２７日放送のＴＢＳ系報道番組「Ｎスタ」（月曜～金曜・午後３時４９分）では、元タレント中居正広氏（５２）と女性とのトラブルを巡り、社員の関与が報じられた問題で、フジテレビの港浩一社長（７２）らが開いた記者会見の模様を速報した。

　冒頭のフジ幹部の発言及び現在までの問題点の説明までは生中継されたが、午後４時半から始まった質疑応答からは１０分ディレイでの放送となった。

　井上貴博キャスターは「現在は質疑応答が行われていますが、第一に女性、被害者のプライバシーを守る。これを第一に考えています。例えば質問者側から個人を特定するような発言があった場合、１０分遅れで映像をお届けします。質問者からそういった個人名が出た場合はすみやかにＶＴＲを降りるという判断を取ります」と説明。

　その後、１０分遅れで質疑応答の様子が流されたが、１人目の質問者から個人名が出され、その瞬間に音声が絞られ、問答が聞き取りできない状態に。

　「人権上の配慮などで音声を絞っています」のテロップが流され、井上アナは「今、質問者から個人名が出たという部分ですね。音声を絞らせてもらっています」と説明した。