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J1清水が韓国・済州と打ち合い制す 今キャンプ初実戦で宇野禅斗、中原輝らが得点

スポーツ報知 / 2025年1月27日 17時32分

3本目15分、同点ゴールを決める清水・中原(中央)=カメラ・武藤 瑞基=

 J1清水エスパルスは27日、鹿児島市内で今キャンプ初実戦となる練習試合(対韓国1部・済州SKFC、45分×3本)を行い、4―3で競り勝った。1本目に先制を許すも同38分、MF宇野禅斗(21)が同点弾。2本目は終盤に逆転を許したが、3本目にMF中原輝(28)、FWアフメド・アフメドフ(29)の得点でひっくり返した。

 今季初めてとなる対プロの実戦は攻守に明暗が分かれた。光ったのは攻撃だ。1点を追う1本目38分、DF山原から中央のMF小塚につなぎ、最後は受けた宇野が右足で同点弾。「得点の前の時間帯から自分たちのやりたいサッカーができていた。いい形で受けることができた」と納得の表情を見せた。

 2本目28分にはMF宮本の浮き球に反応したMF乾が頭で一時勝ち越し弾。終盤に逆転を許したものの、3本目は15分に中原が同点ゴールを放り込み、同29分には乾の縦パスに抜け出したアフメドフが決勝点を流し込んだ。相手のタフな守備を受けながらも135分で4発。秋葉忠宏監督(49)は「ひるむことなく、我々らしい距離感や流動性を持って早いテンポで(ボールを)動かすことができた。素晴らしかった」とたたえた。中原も「いい感覚でできた」と手応えを口にした。

 一方、守備では課題が残った。1本目の序盤は押し込まれ、ロングボールから自陣左サイドを崩され先制点を献上。2本目も43分に中盤で潰しきれずにミドルを被弾し、同45分にはシュートのこぼれを押し込まれ連続失点を喫した。指揮官は「ありえない。大いに反省しないといけない」と指摘した。

 この日は4バックと3バックを併用。主力と控えは明確に分けず、各選手が70分前後プレーした。秋葉監督は1本目に選手たちが自らポジショニングを修正し、主体的にボールを動かせるようになったことを挙げ「臨機応変に対応してくれたことは大きな収穫」とうなずいた。キャンプ中の実戦は2月1日のJ2磐田戦のみ。残る日程で課題を洗い直し、総仕上げのダービーに備えていく。

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