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フジテレビ会見、概要報告(2)中居氏の番組継続の判断是非は「第三者委員会にゆだねる」

スポーツ報知 / 2025年1月27日 18時11分

会見を行った(奥左から)フジテレビの清水賢治新社長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、嘉納修治会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長

 元タレント中居正広氏と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長らが27日午後4時から記者会見を開いた。会見前、港社長と嘉納修治会長の辞任が発表された。会見冒頭で謝罪の後、概要報告が行われ、ポイントを次の3点あげた。1点目は事案把握からの女性への対応。2点目は中居氏への対応。3点目は、事案が発生した食事会への社員Aによる関与があったかどうか。

 

 2点目。本件は人権侵害が行われた可能性のある事案でありながら、適切に社内で共有されず、中居氏に関しても正式に調査が行われませんでした。この判断の理由は正式な調査に入ることで、新たに多くの人が知ることになると、結果として女性のケアに悪影響があるのではないかと危惧した。仮に中居氏から女性に連絡がいくことになるとさらに傷つけてしまうのではないかという懸念も。ただちに積極的に聞き取りを行いませんでした。女性とは医師を通じたコミュニケーションしかできず、繊細なことを確認しにくい時期もあり、状況が安定するまでまとうという考えでした。

 その一方で、23年の7月に中居氏から弊社社員に連絡があり、中居氏が女性とは異なる認識を持っていることを把握しました。2人だけの場でのことであり、当事者以外が介入しづらい難しい問題であり、その後、当事者間で示談の動きが進んでいくと情報が加わったことも調査を躊躇する一因になりました。

 また、中居氏の番組出演の継続については、本来中居氏への調査をもとに適切に判断されるべきでした。中居氏の出演する「まつもToなかい」は23年4月に始まったばかりの番組でしたが、開始からまもなく唐突に終了することで憶測を呼ぶことを憂慮し、当初番組を終了するような大きな動きを控えたいという考えがありました。

 一方で、24年1月に松本(人志)氏が番組出演を休止することになった。例えば、この松本氏の件を理由として番組終了する機会があった可能性があります。そうした状況にもかかわらず、番組出演は継続されました。また、その間、他の単発番組への出演が継続されていました。この点、判断が適切だったか、第三者委員会の調査にゆだねる。

 本来は弊社グループが23年11月に策定したグループ人権方針に基づき、女性へのケアとは別に中居氏への調査を行い、番組出演継続への判断を行う必要があったと考えられる。本事案に関わっていたものの人権への意識の不足やガバナンスの問題については、第三者委員会にゆだねる

 

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