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浦和に新加入のMF松本泰志 トップ下でのプレーへ「数字は求められてくる」…ボランチとの併用も

スポーツ報知 / 2025年1月27日 17時55分

キャンプ地の沖縄で27日の練習に参加した浦和・松本泰志(カメラ・浅岡諒祐)

 沖縄でキャンプ中のJ1浦和は27日、金武町内で、28日のG大阪との練習試合へ向けて調整した。練習では狭いピッチの中での11対11の実戦練習や、セットプレーの練習などを1時間ほど実施。今季広島から加入したMF松本泰志は、練習でトップ下に入り「戦術の確認とかは毎日していますし、明日はガンバ戦なんで自分たちがどれだけ出来るかを確認する。広島の時もやっていますけど、(昨季は)1回も勝てなかった相手だったので、すごい良い相手」と翌日の一戦へ備えた。

 埼玉・東松山市出身の松本は、同県の強豪・昌平高から、2017年に同校初のJリーガーとして広島へ入団。ボランチを主戦場としていたが、昨季中盤から攻撃的な位置での起用が増えると才能が開花。豊富な運動量と前線への飛び出しで、リーグ2位に輝いた昨季の広島を支え、優秀選手にも初選出された。

 浦和に移籍した今季はトップ下と本来のポジションであるボランチとの併用が想定され、「トップ下とボランチは動き方も違いますし、ポジショニングの取り方とかも全く違う。あとは体の向きとかも違います」とそれぞれの特徴を分析。まだ試行錯誤している段階で、「今狭いところでやっているので、広いゲームになったら色々と出来ることももっと増えてくるんじゃないかな」と手応えを示している。

 新加入のため「自分の欲しいタイミングや、動き出している時に(パスが)出てこなかったりしたら、それは終わった後には伝えるようにしている」とコミュニケーションを欠かさずに取っている様子。キャンプを通じて、徐々に連携も良くなっていることを明かすと「走る距離や裏抜けの距離はボランチより短くなるので、質にこだわっていきたい。あとはよりゴールに近いところでプレーするので、数字は求められてくるのかなと思います」。地元にカムバックした26歳が、クラブW杯も控えるチームのアクセントになる。

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