日枝久氏不在の会見は「フジテレビの企業風土と世の中の感覚がずれている」…Ｊチャンネル出演弁護士が指摘

テレビ朝日

　２７日放送のテレビ朝日系「Ｊチャンネル」（月～金曜・午後４時４８分）では、元タレント中居正広氏（５２）と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長（７２）らが同日午後４時から開いた記者会見の質疑応答の模様を伝えた。

　会見では、フジサンケイグループの日枝久代表（８７）が出席しないことについての質問が多くあった。この点について、コメンテーターで出演の河西邦剛弁護士は、「フジ・メディアホールディングスの体制を物語ってると思うんですよね。（日枝氏不在について）質問が集中することは予想できたと思うんだけれども、事前の臨時取締役会で、そこに対しての説得ができなかった。出席者が苦しい弁明に追い込まれたように感じます」と語った。

　ＣＭの差し替えが続くスポンサーからは、“トカゲの尻尾切り”だととらえられるだろうとし、「社長と会長が代わったけど、頭の部分である日枝氏は代わらないじゃないか。世の中にはそう見えているんだと思います。フジテレビの企業風土と世の中の感覚がずれてるんですよ」と指摘した。