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「これまでで最高の状態」DeNA復帰のバウアーは単年契約で出来高含め9億円規模

スポーツ報知 / 2025年1月28日 6時10分

T・バウアー入団を発表する(左から)村田修一コーチ、三浦大輔監督 (カメラ・佐々木 清勝)

 DeNAは27日、23年に在籍した元サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアー投手(34)と契約合意したと発表した。単年で契約の総額は9億円規模(年俸、出来高含む)。背番号は23年と同じ「96」に決定した。入団会見は後日、開かれる。

 三浦監督、村田野手コーチ、筒香が参加した横浜市での球団イベント「2025初春の集い」の最終盤で、球団サイトなどでの発表に先駆け、約1000人のファンにバウアー獲得が報告された。わき起こる拍手と歓声。会場に映し出された動画でバウアーが、直前に発表されたばかりのホーム用新ユニホーム姿で飛び込み出演し「絶好調で、これまでで最高の状態。僕自身にとって沢村賞とサイ・ヤング賞を取ることは野球人生の最高の栄誉だと思っている。ファンのために優勝を勝ち取ります」と高らかに宣言すると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞に輝いたが、ドジャースに移籍した21年に起こしたドメスティック・バイオレンス(DV)問題で出場停止処分を受けて、MLBでのプレーが困難となり23年にDeNAに移籍。中4日登板もいとわず19登板で10勝4敗、防御率2・76の成績を残した。

 シーズン後、MLB復帰を最優先に退団。のちにDV問題は、相手側と和解したがMLB復帰はかなわず。昨年3月、メキシカンリーグのレッドデビルズで期間限定でプレーすると発表し、14登板で10勝0敗、防御率2・48で最優秀投手賞に輝いた。今回の再契約は、代理人を通じて粘り強く交渉を続けたDeNAの熱意が通じた格好だ。

 来日日程は未発表だが、指揮官は3月28日の中日戦(横浜)の開幕投手に関して「決まっていない。(可能性は)ゼロではない」とバウアー起用も示唆した。この日、発表された今年のスローガン「横浜奪首」にふさわしいバウアー奪取の吉報。27年ぶりのリーグ優勝、2年連続の日本一も奪い取る。(阿見 俊輔)

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