「１日も早く、明るく元気な、楽しいフジテレビを目指して」港浩一氏、フジ社長としてラストメッセージ

会見に登壇する（左から）フジテレビの清水賢治新社長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、嘉納修治会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長（カメラ・山崎　賢人）

　元タレント中居正広氏（５２）と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長（７２）ら４人が２７日午後４時から、記者会見を開いた。会見前に同日付けでの社長辞任を発表した港氏は会見の最終盤、日付が変わって午前２時１８分頃に、社長としての最後のメッセージを社員に送った。

　「フジテレビは信用回復、企業風土の刷新に向けて進み出しています。そして何よりも働く社員のみなさんが、一生懸命自分の仕事をしてくれています。今回の事案で大変なご苦労をかけていますが、１日も早く、明るく元気な、楽しいフジテレビ、視聴者に喜んでもらえるフジテレビを目指してもらいたいと思います」

　午後４時に始まった会見は日付をまたいで午前２時２３分、所要約１０時間２３分で終了。１９１媒体、４３７人が参加した。