フィギュア 37歳の織田信成、国スポでSP2位発進 現役最後、笑顔のマツケンサンバ「感謝の気持ちを出せるように」
スポーツ報知 / 2025年1月28日 14時46分
◆フィギュアスケート▽国民スポーツ大会冬季大会 第2日(28日、ヘルスピア倉敷)
成年男子のショートプログラム(SP)が行われ、2010年バンクーバー五輪代表の37歳、織田信成(大阪)が77・60点で2位。13年に一度現役引退し、22年に復帰後、今大会を最後の試合と位置づける中「23年の国体から出させてもらって丸2年。周りの方のサポートがあってここまで来ることができた。感謝の気持ちを倉敷でも出せるようにという気持ちで滑りました」と、笑顔で振り返った。
「どの場面でも幸せになる。そんな曲はめったにない」と今季SPに取り入れた「マツケンサンバ」。冒頭の4回転トウループは着氷が乱れたが、後半の3回転ルッツ―3回転トウループは決めるなど、大阪チームの声援を背に演じきった。最後はライブ配信で見守るファンに向けてポーズ。「もちろん全部ノーミスで、というのがよかったけど、失敗がある中でも自分のやることはできた」と、力を出し切った。
昨年12月の全日本選手権では4位。37歳での挑戦に反響もあったと言い「街を歩いていても『みたよ』と声をかけてくださる方もいて。明日で現役は終わるけど、これからも氷上に立つ身としては、常に感謝の気持ちを忘れずにと言うことは心に留めたい」と白い歯をこぼした。2度目の現役生活も29日のフリーで最後。その胸中は意外にも「早く苦しい練習から解放されたいですね」。早朝は6時、深夜は12時からリンクを貸し切って練習するなど、自らを追い込んできたという。
昨季の国スポは3位。SP2位発進で、昨季以上の成績を目指す。織田は「全日本では4回転を失敗してしまったので、絶対に決めたい。1位、2位を目指していきたいし、友野(一希)くんと大阪を代表してきているので。2人で力を合わせて大阪はスケートが強い、盛り上がってるぞというのをアピールできたら」と、腕をまくった。
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