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マラソン日本記録保持者の鈴木健吾、大阪で自身の記録更新と東京世界陸上代表を目指す

スポーツ報知 / 2025年1月28日 16時3分

母校の神奈川大の特別授業にゲスト参加したマラソン日本記録保持者の鈴木健吾(左)は恩師の大後栄治前監督に激励され、大阪マラソンでの快走を誓った

 マラソンの鈴木健吾(29)=富士通=は28日、大阪マラソン(2月24日)で自身が持つ日本記録(2時間4分56秒)の更新と9月の東京世界陸上日本代表を目指すことを明かした。この日、横浜市で行われた母校の神奈川大の特別授業「トップアスリートの身体と心に神奈川大学教授陣が迫る!」にゲストとして参加。その後、取材に応じ「大阪で日本記録を更新して復活の走りをしたい。東京世界陸上はチャンスがある限り狙っていきたい」と意欲的に話した。

 世界陸上日本代表選考基準のひとつに「日本新記録を出した競技者」という項目があり、鈴木の場合、自己ベスト記録が条件となる。この日、鹿児島・徳之島の合宿先から参加。「順調に練習を積めています。暖かいので故障のリスクを減らせます」と鈴木は話した。

 神奈川大時代、3年時に箱根駅伝2区で区間賞を獲得、4年時には全日本大学駅伝で優勝するなど活躍。18年に卒業し、富士通に入社。21年2月、びわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本記録で優勝した。翌22年3月の東京マラソンでも2時間5分28秒の好タイムで4位となり、同年のオレゴン世界陸上の日本代表に内定した。しかし、そのオレゴン世界陸上のレース直前に、妻で同じく女子マラソン日本代表だった一山麻緒とともに新型コロナウイルスに感染し、無念の欠場となった。

 「それ(オレゴン世界陸上)から、うまくいかないことが多い。今も完全に復活できていません」と鈴木は率直に明かす。この日、恩師の大後栄治前監督(60)と久々に対面し、英気を養った。「学生時代、大後監督に褒められた記憶はほとんどありません。3年生の時、箱根駅伝2区で首位に立った時(運営管理車から)『健吾、ありがとう!』と言われたくらいですね」と笑顔で懐かしそうに話した。大後前監督は「褒めたい時はたくさんあったけど、箱根駅伝で終わる選手ではないので褒めなかった。きょうは合宿の練習に支障がないスケジュールで来てもらいました。順調と聞いているので大阪マラソンが楽しみです」と教え子の完全復活に期待した。

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