ＴＢＳ・井上貴博アナ、フジテレビの会見に「質問者のモラルと言いますか、プライバシーに踏み込む方も…」…「Ｎスタ」

ＴＢＳ

　２８日放送のＴＢＳ系報道番組「Ｎスタ」（月曜～金曜・午後３時４９分）では、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題から２７日に行われたフジテレビの“やり直し会見”について報じた。

　午後４時に始まった会見は日付をまたいで午前２時２３分、所要約１０時間２３分で終了。１９１媒体、４３７人が参加した。

　キャスターを務める井上貴博アナウンサーは「会見のあり方というか、昨日ひとつ残念だったのは」と話し出すと「質問者のモラルといいますか、プライバシーに踏み込む方も結構多くいて。もちろん、自浄作用が求められるのはフジテレビはもちろんなんですけど、質問者側の自浄作用といいますか…」と続けた。

　その上で「今後、会見を開く上で昨日みたいにどなたでも来て下さいというと、昨日のようなことになってしまう。じゃあ、基準を設けてできるのか。より生産性の高いしっかりとした記者会見の場をどうやって設けるのか？」と問題提起。

　これに対し、コメンテーターで出演の河西邦剛弁護士は「昨日の記者会見は前回の会見で絞ってしまったから、誰しも入れないといけないよねという状況を自ら招いてしまった」と指摘。

　「効果的な記者会見はテーマを絞ること。今回の会見で言ったら、番組の継続とか、幹部陣をどうするかであったりとか、Ａ氏の関与であったりとか、テーマに沿った会見をして、そこに質問を集中させてもらう。そうすると、質問がどんどん深まっていきますので、同じような質問が繰り返されていって、時間がずっと経っていくということは防げると思います」と説明していた。