中山優馬ライブで「ＮＹＣ」１２年ぶり集結…山田涼介＆知念侑李からエールに涙目「俺は愛されてる…」会場は大歓声

「ＮＹＣ」としてパフォーマンスした（左から）中山優馬、山田涼介、知念侑李（カメラ・岡野　将大）

　１月末で「ＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」を独立する俳優・中山優馬が２８日、神奈川県民ホールで所属最後のライブツアー「Ｗｉｎｇｓ　Ｆｏｒ　Ｔｈｅ　ＧＯＯＤ　ＶＩＢＥＳ」を開催した。「ＮＹＣ」で共に活動したＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ・山田涼介、知念侑李も駆けつけ、パフォーマンスした。

　入所から約１８年の集大成を飾るステージは、「今日は祭りだ～！」の掛け声で開幕。着実に歩みを重ねたエンタメ人生をたどるように、１２年のソロデビュー曲「Ｍｉｓｓｉｎｇ　Ｐｉｅｃｅ」など２４曲を披露した。

　“胸熱”なサプライズが用意されていた。ＮＨＫ紅白歌合戦に４回出場（２００９～１２年）したユニット「ＮＹＣ　ｂｏｙｓ」「ＮＹＣ」で活動をともにした山田、知念が登場。会場の悲鳴に近い大歓声を浴びながら、「ＮＹＣ」「よく遊びよく学べ」を披露した。その場で崩れ落ちるファンもいた。

　ステージでの再集結は約１２年ぶりで、中山は「夢じゃないぞ、この空間。最高だ！」と大興奮。久しぶりのパフォーマンスとあり、山田は歌詞間違えを指摘され「やめろ！歌いながらここの歌詞なんだっけな？ってなってた。歌詞も振りも曖昧だけど、それもよしかなって。無理してそろえる必要もないし、それがＮＹＣだったりするのかな」と自然体な表情で語った。

　ＭＣでは、３人で思い出話に花を咲かせた。知念は「ＮＹＣは解散するって言っていない」と絆の深さをのぞかせ、山田は「（独立の報告を受けた時）急に電話きてドキッとした。正直、びっくりしたけどこういう時代。今後も夢やエンタメを色んな人に届けて。またこういう景色を見られるかもしれない。お互い頑張ろうね」とエールを送った

。　中山は、盟友たちの言葉に「俺は愛されてるな…」と涙目で感謝。退所後も芸能活動を継続することから「このツアーは新たなスタートの一歩目。よりよい表現を求めて進んでいきます。その先でまた皆さんとお会いできたら」と再会を約束した。（奥津　友希乃）