やり投げの北口榛花「今まで誰も進んでこなかった道を、さらに切り開く」日本プロスポーツ大賞を受賞

日本プロスポーツ大賞を受賞しトロフィーを掲げる女子やり投げの北口榛花（カメラ・頓所美代子）

　第５４回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞授与式典が２９日、都内で行われ、陸上女子やり投げで昨夏のパリ五輪金メダルの北口榛花（ＪＡＬ）が大賞を受賞。「昨年はパリ五輪・パラリンピックがあり、たくさんのスポーツでたくさんの日本人選手が活躍した中で、この年の大賞に選んでいただけて光栄です。私自身はまだまだやり投げを続けますし、次はやり投げを極めていく立場になったと思っています。今まで誰も進んでこなかった道を、さらに切り開いていけるようにこれからも頑張ります。」と明るい笑顔で語った。

　今年は２連覇がかかる世界陸上が、９月に東京で行われる。「日本の陸上ファン、スポーツファンの皆さんの前で良い投てきをして、金メダルの感動を一緒に分かち合えるように、今シーズンも頑張ります。引き続きよろしくお願いいたします」と決意を込めた。