井上尚弥 日本プロスポーツ大賞殊勲賞 「今年は海外でのビッグマッチも行っていきたい」
スポーツ報知 / 2025年1月29日 20時14分
プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が29日、第54回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の殊勲賞を受賞した。
同日の授賞式には、出席できなかった井上にかわり、元世界3階級制覇王者で大橋ジムの八重樫東トレーナーが出席。井上はビデオメッセージを寄せて喜びを表した。
井上は2024年5月、1990年2月のマイク・タイソン―ジェームス・ダグラス(ともに米国)戦以来となる東京ドーム興行のメインイベントでルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ち。9月には元IBF王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで下した。12月24日にもIBF&WBO1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦を予定したが、グッドマンが左目上に裂傷を負い、今年1月24日に延期に。さらにグッドマンが同じ箇所を痛めたため、急きょ、WBO11位の金芸俊(韓国)に対戦相手が変更となった。
度重なるアクシデントに加え、対戦相手の金がサウスポースタイルもできるスイッチ選手。実際に試合もサウスポーで戦ったが、井上は不利な状況を克服し、強烈な右ストレートで4回KO勝ちした。
井上の次戦については、ボクシングの“聖地”米国ラスベガスで、WBC1位アラン・ピカソ(メキシコ)との対戦が有力。さらに、サウジアラビアでの世界戦も計画されている。
井上の動画メッセージ全文は以下の通り。
井上尚弥「第54回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞授賞式典のご開催 誠におめでとうございます。
今年も数あるスポーツ団体、選手の中から『殊勲賞』という、素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います。
本来であれば会場にお伺いさせて頂きたかったのですが、メッセージとなってしまい申し訳ございません。
先日1月24日の4団体防衛戦では直前での試合日程の変更や対戦相手の変更など、これまで経験のないアクシデントもありましたが、無事勝つことができました。
本当に応援ありがとうございました。
昨年は3試合を行う予定でしたが、先ほどの日程の変更で2試合になりました。
ただ試合に関してはどちらもKOで終えることができ、特に5月の試合ではマイク・タイソン以来34年ぶりの東京ドームでの興行という事で、自分にとっても貴重な経験になりました。
今年は海外でのビッグマッチも行っていきたいと思っていますし、さらに精進していきますので引き続き期待して応援して頂けますと嬉しいです。
この度は本当にありがとうございました。」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
殊勲賞・井上尚弥「今年は海外でビッグマッチも行っていきたい」日本プロスポーツ大賞・授与式典にビデオで登場
日テレNEWS NNN / 2025年1月29日 18時27分
-
井上尚弥戦中止グッドマンの名前「聞きたくない」 王座返上も視野…陣営「皆さんの望む試合を」
THE ANSWER / 2025年1月25日 19時19分
-
井上尚弥に挑戦のキム、勝利なら「タイソン対ダグラス」級の大番狂わせだが...海外メディア辛辣「夢はたちまち悪夢に」
J-CASTニュース / 2025年1月23日 11時59分
-
急きょ井上尚弥に挑戦の金芸俊がKO宣言 「戦えるのは光栄だが、簡単に終わらせるつもりはない」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 13時27分
-
井上尚弥の無双はどこまで続くのか 25年は米国&サウジアラビア連戦計画...識者は「巨額ファイトマネー」に注目
J-CASTニュース / 2025年1月5日 12時0分
ランキング
-
1ロバーツ監督 大谷翔平の投手復帰は5月頃と示唆 「開幕の東京シリーズでは投げない」
日テレNEWS NNN / 2025年2月2日 15時49分
-
2「本当に引退するの?」SNSでは引退惜しむ声 青学・若林宏樹が初マラソン日本最高記録を更新
日テレNEWS NNN / 2025年2月2日 14時39分
-
3【卓球全日本】中学生ペアが史上初の準V 岩井田駿斗「100点満点」 中野琥珀「来年は2位から1位に」…男子複
スポーツ報知 / 2025年2月2日 21時18分
-
4巨人・田中将大 2日連続で久保コーチとマンツーマンドリル「一から見直して基礎からやっていく」
スポニチアネックス / 2025年2月2日 17時17分
-
5【カーリング】五輪崖っぷちのロコ・ソラーレが黒星発進 藤沢「良い形で試合はできた」不運も前向き
スポニチアネックス / 2025年2月2日 18時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください