1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

旗手玲央「また上に行けるチャンスがある」 セルティックは21位でプレーオフ進出!

スポーツ報知 / 2025年1月30日 10時11分

◆欧州CLリーグフェーズ第8節(最終節) アストン・ビラ4-2セルティック(1月29日、英国・バーミンガム・ビラ・パーク)

 2025年1月29日、欧州各地では欧州CLリーグフェーズ第8節(最終節)が同時に全18試合行われ、日本代表MF旗手玲央(27)と日本代表FW前田大然(27)が所属するセルティックはアウェイでアストン・ビラ(イングランド)と対戦。この試合の直前に日本代表FW古橋亨梧がレンヌに完全移籍して、昨季まで5人が所属していたセルティックの日本人選手が2人となり、この試合では第7節で一発レッドカードの退場処分となった前田が出場停止。旗手が唯一の日本人選手の先発となった。

 アストン・ビラは勝てばトーナメント・ステージ(ベスト16)への自動進出が決まる8位以内がかかった試合。セルティックも勝てば数字的には8位以内の可能性があり、またプレイオフ進出に回っても抽選が有利になる16位以内が現実的だった。

 両者が喉から手が出るほど欲しい勝ち点『3』。リーグフェーズ最終戦に相応しい条件が揃って熱戦が期待された。ところがキックオフ直後の3分、そして5分に立て続けにアストン・ビラFWロジャースがゴールを奪って、ホーム・チームがあっさりと2点をリードした。

 ところがアウェイの欧州CL戦であっという間に劣勢に立たされたセルティックが前半36分、そして38分と、こちらも2分間でFWアイダが2ゴールを立て続けに奪取した。

 1点目は旗手が相手の最終ラインの裏にワンタッチで素晴らしいスルーパスをテイラーに送って、クロスを放ち反撃の起点となった。そして同点弾ははたてが左サイドからクロスを放って、アシストをつけた。

 「最初は飲まれた感じもありましたけど、流れを取り戻して2-2にできたところは、相手を考えても自分達の良さを出せたと思う」と旗手。しかし勢いに乗った前半の間に「3点目を取れれば良かった」と振り返った。

 後半に入るとどうしても8位以内に入りたいアストン・ビラが再び押し上げた。そして後半15分、エース・ワトキンスが勝ち越し弾を奪った。

 「後半に受けに回った。相手の戦術と個の力に押されたと実感した」と旗手。後半22分には3点目を奪ったアトキンスが軸足をスリップさせてPK失敗。その5分後の同27分、旗手が放った25メートルのミドルがわずかに左ポストを外した。

 「キーパーがキーパーだったんで。隅を狙わないという思いがあった」。相手はアルゼンチンを世界一に導いた守護神マルティネス。前半25分に相手のバックパスミスに乗じて、ルースボールになったところに飛びつき、シュートを放ったが、GK正面に飛んだボールはアルゼンチン代表GKにあっさり止められていた。そこで今度はゴールの左隅のトップコーナーを目指して右足を振ったが、これは惜しくも狙い過ぎて、ポストをわずかに外れた。

 セルティックの1点目の起点となり、2点目をアシストした旗手は後半38分で交代。その後アストン・ビラが後半アディショナルタイム1分にダメ押しの1点を奪って、4-2勝利で勝ち点を『16』に伸ばして見事に8位に滑り込み、トーナメント・ステージの自動進出を決定した。

 一方のセルティックは21位でプレーオフに参戦。昨季、一昨季と2季連続で欧州CLはグループ戦敗退。フォーマットが変わった今季、3勝を記録してベスト16に進出するチャンスをつかんだ旗手は、「また上(トーナメント・ステージ)に行けるチャンスがあるのはありがたいし、チャンピオンズリーグの試合をもう2試合できるのも自分達の成長に繋がります」と語って、生き残りをかけたホーム&アウェイの欧州戦をしっかりとにらんでいた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください