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賭博容疑の丹羽孝希、所属の岡山リベッツが契約解除を発表 社長は無期限の100%、監督は年内の30%減俸処分

スポーツ報知 / 2025年1月30日 14時20分

丹羽孝希が所属する岡山リベッツの羽場誠代表取締役社長(左)と、白神宏佑監督が謝罪会見を行った(カメラ・大谷翔太)

 卓球でTリーグの岡山リベッツは30日、岡山市内で会見を行い、海外のオンラインカジノサイトで賭けをしたとして賭博容疑で書類送検された同チーム所属の丹羽孝希について、この日をもって契約を解除したことを発表した。会見には羽場誠代表取締役社長と、白神宏佑監督が出席。羽場社長は無期限の100%減俸処分、白神監督は年内の30%減俸処分もあわせて発表された。

 元五輪メダリストの丹羽は、千葉県警が賭博容疑で20日付で書類送検。任意の事情聴取で、容疑を認めたという。チームは29日午後に、取材をうけて状況を把握。丹羽に連絡し、事実であることを確認したという。羽場社長によれば、丹羽は仮想通貨を用いたオンラインカジノを利用。借金はしていないという。違法という認識がなかったとしつつ、同社長は「プロ選手として賭け事をすることを重く受け止めている。大変申し訳ございません」と、謝罪した。丹羽には、この日契約解除を通達。「チームに申し訳ないことをした」と反省している様子だったという。

 丹羽は17歳で12年ロンドン五輪に出場し、16年リオデジャネイロ五輪では男子団体で銀メダルを獲得した。22年秋に国際大会から引退し、Tリーグでは岡山リベッツに所属。国内を中心に選手として活動していた。21日開幕の全日本選手権(東京体育館)には一般男子シングルスに出場し、24日の4回戦を4―2で勝利し、同5回戦で1―4で敗退していた。

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