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癖のないスイングで的確にボールを捉える巨人・キャベッジ、日本野球に適応して大化けの可能性…記者が「見た」

スポーツ報知 / 2025年1月31日 5時25分

打撃練習を行ったキャベッジ

 巨人の新外国人、前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手(27)が30日、G球場で入団会見を行った。入団会見後に早速初練習を行い、実力の片りんを披露した。巨人担当の小島和之記者が、その様子を「見た」。

 * * * *

 鋭いスイングが、大きな注目を集めた。会見後、キャベッジは室内練習場に移動して練習をスタート。キャッチボールの後に球団スタッフを相手に打撃練習を行い、約20分間にわたって快音を響かせた。近くではドラフト1位・石塚や2軍選手が熱視線を送っていた。

 打撃練習を真横から観察していたが、事前のイメージとは違っていた。昨季はマイナーで291打席立って100三振。粗削りなタイプという印象を持っていたが、癖のないスイングで的確にボールを捉えていた。今後、米国とは異なる日本の投手の球種や配球に苦戦することもあるかもしれない。だが「大事なのはボールを強く打つことだけではなく、出塁をしてチームに貢献する機会を与えることが一番大事」と語ったように、日本野球に適応して大化けする可能性を感じた。

 異国での生活へ向けては「一日、一日、何かを必ず学び取っていきたい。日本語も通訳から勉強したい」と語るなど意欲は十分。知っている日本語を聞かれ「オナカスイタ(笑)」と答えるなどユーモアもあり、すんなりとGナインに溶け込みそうだ。

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