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町田DF中山雄太 副主将に就任し「しっかりと責任を全う」…東京五輪世代で主将の27歳

スポーツ報知 / 2025年1月30日 18時24分

30日の練習でクロスを上げる町田・中山雄太(カメラ・浅岡 諒祐)

 J1町田は30日、町田市内で公開練習を行った。今季から副主将に選ばれた元日本代表DF中山雄太は「あまり役柄にはこだわっていなかったが、任された以上自覚というか責任が(ある)。チームを良い方向に動かしたいですし、やるからにはという気持ちが大きい」と抱負を語った。

 黒田剛監督が23年に就任して以降、主将と副主将の選定は選手とスタッフによる投票という独自のやり方で行われている。約50人が主将と副主将を理由と共にそれぞれ投票する様子は、クラブ公式のYoutubeにも模様がアップされ、主将は多くの支持を集めた元日本代表DF昌子源が2年連続で、副主将には同じく2年連続のMF下田北斗と中山が選ばれた。

 “恒例”となっている投票での当選に「選んでもらったことはありがたい。しっかりと責任を全うしながら、チームが良い方向に向くように尽力していきたい」。キャンプの練習試合では「(チームを)引っ張るのは意識というか、当たり前のことだと思っているので」と自ら立候補しキャプテンマークをつけることもあった。

 19年6月の国際親善試合、そして21年9月のカタールW杯アジア最終予選で共に日本代表として戦った主将の昌子は「役職なくてもやる男。お互い代表で少しの期間ですがやっていましたし、そこへの信頼は揺るがないものが僕もある。僕とは全く違うチームの見方をできるのでそれはすごい助かる」と期待と信頼を示す。

 自身を「ひねくれている」「あまのじゃく」と語る中山は「リーダー関係なく全員が思ったことを言い合って、チームが良くなるための協議が行われるのが僕の理想。そういう選手が増えていかないといけない」と力を込めると、「これからキャプテンをやる上で新しい発見や難しさもあると思うので、そういったものも楽しみながら出来れば」と話した。各世代別代表で主将を務め、東京五輪世代でも主将を務めた27歳が、タレント軍団のチームを中山流で支える。

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