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【明日の金ロー】「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」を見て思い出した「あのシリーズとの違い」

スポーツ報知 / 2025年1月30日 21時0分

ハリーと最後の対決を繰り広げるヴォルデモート。右側の赤い光は、ハリーから放たれたもの(C)2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 31日の金曜ロードショー(後9時)は3週連続「ハリポタ」の最後、シリーズ最終作品の「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」(2011年)が枠を30分拡大して放送される。

 前作「―PART1」の最後で、ダンブルドア校長の墓から「死の秘宝」の一つである「ニワトコの杖(つえ)」を手に入れたヴォルデモート。一方、ハリーたちはヴォルデモートの力を弱める「分霊箱」を追っていたが、ホグワーツ魔法魔術学校の中に残りのうちの一つがあることが判明したことから、校内へ戻ることを決める。

 スネイプが校長となったホグワーツ内で、ハリーたちは様々な障害を乗り越えながら、分霊箱を探し続ける。一方、ヴォルデモートは大軍を引き連れ、ホグワーツへの攻撃を始める。それは、ハリーとヴォルデモートとの最後の対決でもあった…。

 シリーズ第1作の「―賢者の石」のグリンゴッツ銀行や、第2作「―秘密の部屋」のタイトルにもある秘密の部屋が重要な意味を持つなど、締めくくりにふさわしい演出が折々に登場。懐かしさを感じる一方で、今までになかったような魔法が唱えられたり、”ザコキャラ”だと思っていた人物が急に活躍したりと、ご都合主義的なシーンもあり、個人的にはちょっと興ざめするところもある。ただ、8作にわたって繰り広げられた「サーガ」が完結すると思うと、感慨深さを得るのではないだろうか。

 「サーガ」と書いてふと思い出したのだが、同じく一連のシリーズを「サーガ」として表現される「スター・ウォーズ」シリーズとの違いだ。「ハリポタ」ではヴォルデモートの杖から放たれる光は緑色。一方で、ハリーが攻撃する時に杖から出るのは赤い光だ。

 そう、「スター・ウォーズ」では聖なる騎士であるジェダイのライトセーバーが緑や青であるのに対して、ダース・ベーダーらダークサイドのキャラクターが使うセーバーは赤。「ハリポタ」とは逆になっているところに面白さを感じた。

 ここで「スター・ウォーズ」ファンであれば疑問を持つ人もいるかもしれない。「だったら、メイス・ウィンドゥが使う紫色のセーバーの意味は?」。確かに、サミュエル・L・ジャクソン演じるジェダイ評議会の重鎮であるウィンドゥは、全キャラクターの中で唯一、紫色のセーバーを手にしている。

 赤と青を足すと紫になることから、実はダークサイドにも足を踏み込んでいるということなのか? その理由を、ジョージ・ルーカス監督が説明している。「彼(ジャクソンが)がどうしても『みんなと違う色がいいんだ』と言ったんだ」。答えはジャクソンの”わがまま”だった―。(高柳 哲人)

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