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サプライズ登壇の彩風咲奈に沢城みゆきも平野綾もうっとり…アニメ映画「ベルサイユのばら」世界最速上映&舞台挨拶

スポーツ報知 / 2025年1月30日 20時56分

「ベルサイユのばら」世界最速上映会に出席した(左から)加藤和樹、平野綾、沢城みゆき、豊永利行、彩風咲奈

 完全新作劇場版アニメ「ベルサイユのばら」の世界最速上映会が30日、東京・千代田区のTOHOシネマズ日比谷で行われた。上映後にはキャストの舞台挨拶が行われたが、サプライズゲストとして、宝塚歌劇団雪組の元トップスターで、昨年10月に退団したばかりの彩風咲奈が登場。オスカル役の沢城みゆき、マリー・アントワネット役の平野綾に花束を贈呈した。

 彩風から白いバラの花束を渡された沢城、赤いバラの花束を渡された平野は、トークも忘れてすっかり夢心地。「もう、ただのファンですね」と平野。隣に立った沢城は「こんなに近くで拝見する方ではないんじゃないんだっていう(気持ちです)。遠くで見えると『うわあ…』ってなるんですが、(隣にいると)なんかご本人だということが認識できない感じ」と、凜としたオスカル役のたたずまいはどこへやらの大興奮ぶりだった。

 彩風は2013年に「ベルサイユのばら―フェルゼン編―」でフェルゼン役を演じており、昨年の退団公演でも同公演が演目だった。宝塚を志したのも、中学生時代にテレビで見た「ベルサイユのばら」の公演だったとのことで、思い入れが深い作品だ。「私にとっては夢の原点です。『ベルサイユのばら』という作品がなかったら宝塚に巡り合うこともなかったですし、在団中も何度か作品に触れて、そのたびに夢をいただいていた、そんな存在です」という彩風。今回の劇場版新作についても「素晴らしかったです。歌に音楽に、そして皆さまのお声が豪華絢爛で、また改めてときめきをいただきました」と称賛した。

 この日は劇場版のフェルゼン役・加藤和樹も登壇しており、宝塚と映画の“ダブルフェルゼン”が実現。「うれしいですね。まぶしいですし、このキラキラ感は多分僕ではリアルに出せないと思いますので、声で頑張りたいです」という加藤に、彩風は「私は男役とはいえ女性ですので、女性からの目線で役作りをするんですが、男性が見たフェルゼンはこういう感じなんだと、勉強になりました」とエールを送った。

 トークは終始なごやかな雰囲気で進み、彩風と声優陣はすっかり打ち解けた様子。挨拶を終え降壇する際には、同じく登壇していたアンドレ役の豊永利行が先に舞台から降りて階段下で沢城をエスコートしようとしたところ、彩風がさっさと階段を降りてしまって爆笑を誘い、まるでサプライズゲストとは思えないような息の合ったところを見せていた。

 本作は1972年「週刊マーガレット」で連載開始以来何度も舞台化、アニメ化されて、50年を超えて女性を中心にしたファンに長く愛されてきた池田理代子原作の名作漫画を完全新作として劇場版アニメ映画化した作品(監督・吉村愛)。「呪術廻戦」「進撃の巨人」「チェンソーマン」などのヒット作を手がけたMAPPAが制作を担当している。映画は31日から全国ロードショー。

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