1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【日本ハム】若林晃弘 チームの新ピースになる誓い…けがで1軍出場なかった昨年の反省生かし「開幕から1年間1軍にフル帯同する」

スポーツ報知 / 2025年1月31日 5時33分

打撃練習をする日本ハム・若林(カメラ・川上 晴輝)

 日本ハムの若林晃弘内野手(31)が30日、沖縄・名護で行われた先乗り自主トレに参加した。フリー打撃では左右両打席で快音を連発。あと数センチでサク越えとなるフェンス直撃打も披露し、状態の良さをアピールした。昨季は度重なるけがに泣かされ、プロ7年目で初めて1軍での試合出場がなかった。オフはその反省を生かしけがをしない体をつくり上げた。日本ハム2年目の今季こそ新庄ハムのピースになることを誓った。

 若林が昨季の借りを返すべく一心不乱にバットを振った。この日は、気温17度、南国の日差しを浴びながら遊撃でのノック、フリー打撃を行った。左右両打席から快音を連発し、左打席ではあと数センチで右翼サク越えとなる当たりも披露した。「自信を持って振れている。いい当たりも出ているので、あとは実戦に入った時にピッチャーの球に対応していくぐらい」と順調な仕上がりをアピールした。

 充実のオフが状態の良さにつながっている。昨年10月には若手主体のフェニックスLに参加。「感覚をつかんだ。昔のいい時に戻りつつある」と手応えを語っていた。そこから約3か月。「足の状態が良くなって、プラスでさらに良くなっている」とさらなる進化を実感している。

 けがで得た教訓を生かした。昨季は3月に巨人からトレードで加入するも同月のオープン戦で左太もも裏を肉離れ。その後も同箇所を負傷するなどプロ7年目で初めて1軍出場ゼロ。今オフはけがをしない体づくりに重点を置いた。「昨年のオフは体をでかくしようとしてウェートトレーニング重視でやっていた。(今オフは)走りメインで体幹とか体の芯の部分を鍛えた」。今年8月には32歳を迎える体をもう一度見直し、1年間戦える体をつくりあげてきた。

 今季こそ新庄ハムの一員になる。2月1日からのキャンプは2軍スタートも「キャンプからアピールして、開幕から1年間1軍にフル帯同する。チームの1つのピースになれるように」。内外野守れるスイッチヒッターが今季“新戦力”としてチームの輪に加わろうとしている。

(川上 晴輝)

 ◆若林 晃弘(わかばやし・あきひろ)1993年8月26日、東京・中野区生まれ。31歳。桐蔭学園ではヤクルトにFA移籍した茂木と同期。法大、JX―ENEOSを経て17年ドラフト6位で巨人に入団した。24年3月に郡とのトレードで日本ハムに移籍。父は元大洋の外野手・憲一氏。180センチ、82キロ。右投両打。推定年俸は1800万円。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください