【ヤクルト】今年のスローガンは野村克也政権以来２８年ぶりの“再利用”高津臣吾監督「もう一回頂点に立ちたい」

チームスローガン「捲土重来２０２５」が書かれたパネルを手に笑顔を見せるヤクルトの高津臣吾監督（カメラ・山崎　賢人）

　ヤクルトは３１日、今季のスローガン「捲土（けんど）重来２０２５」に決まったと発表した。那覇市内の波上宮を参拝した高津臣吾監督は「一番今年のスワローズに合っているかなと思って選びました」と説明。球団初となるファンの公募で集まった２０００通以上の案から選んだ高津監督は「もう一回、頂点に立ちたい。もう一回強いスワローズを鍛え上げ、作り上げ、みんなで喜びを分かち合いたい」と熱い思いを口にした。

　捲土重来は野村克也監督がリーグ優勝＆日本一に輝いた１９９７年以来２８年ぶりの“再利用”。当時の思いも込められており、「応募した方も４０代、５０代の方が多くて、捲土重来をね。その頃知っているファンの方々がたくさん寄せてくれたと思います。今の選手はその時のことは知らないと思いますけど、もう一回、去年のヤり返すじゃないですけど、もう一回頂点に立つ強い思いで挑みたい」と力を込めた。