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水原一平被告、減刑求める理由を検察側に完全論破される…求刑は禁錮4年9月、2月7日に量刑言い渡し

スポーツ報知 / 2025年1月31日 17時3分

水原一平被告

 ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告(40)の量刑は2月6日(日本時間7日)に言い渡される。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は30日(同31日)、被告側による減刑を申し立てる理由について、検察側が真っ向から否定していると報じた。

 米カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地検は23日(日本時間24日)、禁錮4年9月と釈放後3年間の保護観察処分、大谷への約1700万ドル(約26億円)の賠償などを求刑している。

 同メディアによると、被告側は18か月の刑を求めている。「ギャンブル依存症だった」「借金返済のために盗むしかなかった」「大谷に返済するつもりだった」などの理由で、情状酌量を訴えているという。

 これに対し検察側は、オンラインカジノでの賭けは23年から始めており「長年のギャンブル依存といえない」。21年に最初に4万ドルを盗んだ時点で、自身の口座に3万4000ドルがあり「借金返済のためという主張は不自然」。ギャンブルで勝った分は自分の利益にしており「返済する意向があったか疑わしい」と、具体的な捜査結果を挙げて、ことごく否定。禁錮4年9月を求める姿勢を崩していないという。

 同メディアでは、水原被告が大谷になりすまして銀行員とやりとりする音声も公開している。

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