別府大分毎日マラソンに出場する国学院大の平林清澄が現地で調整 前田康弘監督「順調です」
スポーツ報知 / 2025年1月31日 17時2分
9月の東京世界陸上男子マラソン日本代表選考を兼ねた別府大分毎日マラソンは2月2日、大分市高崎山うみたまご前スタート、別府市亀川漁港前折り返し、大分市ジェイリーススタジアムゴールの42・195キロで行われる。昨年2月の大阪で初マラソン日本最高&日本学生新記録の2時間6分18秒で優勝した国学院大の平林清澄(4年)はレース2日前の31日、大分市内で約50分、軽めに走り、調整した。
第101回箱根駅伝2区(23・1キロ)と1時間6分38秒で区間8位の成績を残してから、ちょうど1か月で迎える42・195キロ。帯同している前田康弘監督(46)は「順調です」と明かした。
東京世界陸上代表の男子マラソン参加標準記録2時間6分30秒(有効期間23年11月~25年5月)を突破している平林は、日本代表の有力な候補のひとり。選考基準のひとつのジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのシリーズ4(23年4月~25年3月)のポイントランク1位で日本代表を狙っている。ポイントランクは、ポイントが高い2大会の合計で決まるが、その対象になるには少なくとも3大会に出場し、完走する必要があるため、昨年8月の北海道マラソンに練習を兼ねて出場(2時間41分19秒)。今回のレースは2度目の“勝負マラソン”となる。
「初マラソンは『やってみようぜ』という思いしかありませんでしたが、今回は『世界陸上日本代表を取る』という強い思いがあります。(ポイントを稼ぐために)日本人トップを取らなければならない。ただ、それを含めて、初マラソンと同じく、ワクワクした気持ちです」と平林は意欲的に話している。
今大会には2時間6分45秒の自己ベスト記録を持つ高久龍(31)=ヤクルト=、地元の大分市出身で2時間6分57秒の自己ベスト記録を持つ大塚祥平(30)=九電工=らが招待選手として名を連ねる。
第101回箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を果たした青学大勢では5区区間新記録の若林宏樹(4年)、7区9位の白石光星(4年)が出場する。
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