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巨人・阿部慎之助監督はなぜ若手に「質より量」の練習を求めるのか

スポーツ報知 / 2025年2月1日 5時5分

01年、ルーキーの阿部は宮崎キャンプでの打撃練習で打ち込む

 プロ野球は1日、各地で3年ぶりに12球団が一斉にキャンプインする。巨人は31日、首脳陣と外国人選手がキャンプ地の宮崎入りし、先乗り合同自主トレを行っていた1軍選手と合流。スローガン「新風 2ND CHALLENGE」を掲げ、就任2年目の阿部慎之助監督(45)は若手に「質より量」を求め「やってない子はファームに行ってもらう」と“鬼の眼”で厳しくジャッジすることを宣言した。

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 阿部監督はなぜ若手に「質より量」を求めるのか。うまくなるには量をこなすしかないと考えるからだ。

 中大から2000年ドラフト1位で巨人に入団。即戦力としてプロ入りしたが、20代前半の頃は当時の内田順三打撃コーチから猛練習を課され、他の若手と早出や居残りも含め徹底的にバットを振った。「めちゃくちゃ振ったよ」と、くったくたになるまでスイングして通算406本塁打、2132安打の基礎を磨いた。

 その経験があるから、若手には量を求める。YouTubeやSNSなどさまざまな情報があふれているが、練習量に勝るものはない。「変わる子は本当に変わるから。見たらすぐ分かる。あ、ちょっと違うなとか。だからこそオフに入る前に『今までやったことないぐらい量をやってこい』って言ったんだよね」。若手にどんな変化が見られるのか注目する。

 「遊び心」や「気づき」も大切なテーマに掲げ、広い視野を求める。主将制を廃止し、全員にキャプテンのつもりで臨んでほしいと伝えた。今年も阿部巨人に新風が吹く。(巨人担当キャップ・片岡 優帆)

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