フットボールアワー、約１５年ぶりの単独ライブを開催

「フットボールアワー」の岩尾望と後藤輝基

　お笑いコンビ「フットボールアワー」の岩尾望と後藤輝基が、約１５年ぶりとなる単独ライブ「フットボールアワー　２５」（４月１３日＝大阪・なんばグランド花月、４月１９日＝東京・ルミネｔｈｅよしもと）を開催する。３１日に都内で取材に応じた２人が意気込みを語った。

　劇場の出番などで舞台には上がってる２人だが、単独ライブは約１５年ぶりだという。岩尾は「なんとなくやらないのか、やってもいいとはお互いに思っていた。よしやろうと言い出さなかった。気がつけばそんなに空いていた。動き出したのもここ数か月。１５年をぶつけるわけでは無く、ライブやる感覚で来てください」。後藤は「我々的には単独の脳みそと普段の仕事では筋肉が違う。不安なところはあるけど、楽しんでやりたい」と意気込んだ。

　単独ライブといえば、地震のやりたい事ができる場だ。後藤は「昨今のコンプライアンスもあるが、やりにくさは感じない。そもそも、単独ライブを何でもありのライブにするつもりはない。あぶない橋をわたることもない。コンプライアンスすれすれじゃないと笑いが取れないことはない」と胸を張る。

　岩尾も「昔はジェンダーの問題をネタにしたものもあって、いまはやらない方がいいとは思う。変に引っかかるのも嫌だ。すっとうけとって考えずに笑ってほしい。過激なワードを出して会場を湧かせるのは嫌だ。それが面白くないとだめ。ライブだからコンプラを気にするとかは、こだわってない」と自信に満ちあふれた顔をしていた。