【女子野球】巨人女子チームが始動、「超えろ」テーマに宮本監督「日本一に向かってスタートしたい」

今季初の全体練習を前に、府中の大国魂神社で必勝祈願した巨人女子チーム。左から宮本和知監督、田中美羽主将（カメラ・軍司　敦史）

　巨人の女子チームが１日、東京・府中市の大国魂神社を参拝。２つの全国大会とリーグ戦の３冠に向けて、本格活動３年目シーズンをスタートさせた。

　この日は学業や遠征で参加できなかった２人の選手を除く２３人と、宮本和知監督（６０）やコーチ陣が全体練習前にユニホーム姿で祈願。絵馬に願いを記した。

　今季から主将の田中美羽（２６）は、「全タイトル獲得」としたため、「昨年、全日本選手権を優勝できなかったので、今年は（リーグ戦の）ヴィーナスリーグも取りたい」と意気込み。主将として「このチームは個人個人のポテンシャルが強いので、その強さを引き出せるチームにしたい」と語った。宮本監督は、今季のチームスローガンである「超えろ！！ＧＯ　ＯＮＥ　ＳＴＥＰ　ＵＰ」をあげて、「我々は女子野球のトップレベルであるのは間違いない。しかしここで立ち止まってはいけない。超えるという意味で書きました」と説明した。

　プロ野球はこの日、各地でキャンプイン。宮本監督は、「２月１日は野球人に取ってはお正月。宮崎では男子が日本一に向かって始まりましたので、我々も日本一に向かって熱い思いを持ってスタートしたい」と意気込みをみせた。