1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人の新助っ人・キャベッジの実力は 高橋由伸氏が解説…キャンプ初日の印象は「楽しみな選手」

スポーツ報知 / 2025年2月2日 5時10分

ノックを受けるキャベッジ(カメラ・今成 良輔)

 巨人の新外国人、前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手(27)がキャンプ初日に参加し、攻守で順調な”日本デビュー”を飾った。一塁と外野を守ることができる助っ人はキャッチボールや内野ノックではファーストミットを使用し、軽快な動きを披露。その後、外野用のグラブに替えて外野ノックも受けるなど複数ポジションへの対応力を示した。

  * * *

 引き締まったボディーから、動くと素早い。キャベッジのまず、守備に注目した。まだゴロ捕球の段階も、外国人特有の柔らかいハンドリングがあり、足の運びもスムーズ。走る姿を追うと、エンゼルスで同僚だった大谷翔平が「意外に速い」と評したように、スピードも感じた。

 肝心の打撃は、いい意味でフォームに癖がない。バットが最短で出てくるからスイングスピードは速く見えたし、インパクトも強い。まだ初日だから調整程度だろう。この日はワンパターンのタイミングで打っていたが、日本人特有の緩急についていくには、投手との「間合い」が大事。実戦が近づくにつれ、タイミングの取り方に幅が出てくるのか。今後の注目ポイントになってくる。

 そんな中、テイクバックも取らずにノーステップで打つ独特なフォームも見せた。これで強振するには下半身から上半身への連動とねじれがないと遠くには飛ばない。その矯正法か。メジャー、3Aでの三振数も多かったことから、いろんな人に助言を受け、自分なりに工夫しているのだろう。正直、外国人選手は実戦に入らないと判別できないが、日本に適応しようとする姿には好感が持てた。初日の印象としては「楽しみな選手」だ。(高橋 由伸)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください