巨人・阿部監督の「やってやろうじゃないの」精神が着実に浸透 若手が目の色を変えて汗流す
スポーツ報知 / 2025年2月2日 5時5分
巨人の阿部慎之助監督(45)が就任2年目の宮崎キャンプ初日に熱い訓示を行った。木の花ドームでの練習前の円陣。「今年は絶対日本一になって大喜びするぞ! みんな絶対大丈夫だから。やってやろうじゃないの。俺が力んでもしょうがない。選手がテンション上げて1年間頑張ってください」と力強い言葉で鼓舞して一致団結した。
昨年に続いて初日は雨。それでも「本当にワクワクして入れた。あいにくの大雨で、今年も去年と同じスタートになったので縁起が良いかな」とリーグ連覇への吉兆と受け止めた。投手陣のブルペン、野手のノック、打撃練習と場内を歩き回って細かく見た。「みんな元気だなと思って。早く仕上げてきてくれてる子が多いのかなというのは全体の印象だった」。球春到来を実感してうなずいた。
若手には「質より量」を求める。その真意は「集中してやる量を多くしてほしいということ」だという。野手ならダラダラ1000スイング、2000スイングと数だけをこなすのではなく、全力で振る回数を増やす。それが質の向上につながる。投手の投球や走り込みも同じだ。「たくさんのファンの方に来ていただいた。ミーティングでも『プロでもこんだけやるんだというのも見せつけようじゃないの』ってことも言ったので」。レベルアップへ意識を変えていく。
全体練習終了後、若手は1、2時間の個別練習で打撃や守備など各自の課題と向き合った。前日1月31日には「こっちが見て、やってない子はファームに行ってもらう」と予告していたが、目の色を変えて汗を流す姿があった。阿部イズムは着実に浸透してきている。
練習中は新戦力と会話もした。現役時代の背番号10を継承させた甲斐には「バリバリ練習してきたんだろうなというのは見て分かった」と仕上がりの良さに好印象を抱いた。選手たちには「自分がレベルアップすることだけを考えてやってください」とも伝えた。目指すのは若手とベテランの融合によるチーム強化。13年ぶりの日本一への挑戦が始まった。(片岡 優帆)
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