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埼玉、ヴァルが通算100C獲得 「相当押されたところから始まった」背番3、節目の一戦で勝利貢献

スポーツ報知 / 2025年2月1日 18時56分

ラグビー・リーグワンの浦安戦で100キャップ目を迎えた埼玉のヴァル・アサエリ愛(右から2番目)(カメラ・大谷翔太)

◆ラグビー▽リーグワン第6節 埼玉53―26浦安(1日・熊谷)

 全勝の埼玉(旧パナソニック)は浦安(旧NTTコム)に53―26で勝ち、無傷の6連勝。この試合で、前身のトップリーグ(TL)を通じて100キャップ目を獲得した35歳のプロップのヴァル・アサエリ愛は「勝ててよかったです」と白い歯を見せた。

 今季は控えが主だったが、この日初先発。「緊張感もありながら、しっかりと集中できた。スクラムもよかったです」と、相手の反則を誘発しチャンスメイクした。チームは前半の30分で29―0とするなど試合を支配し、唯一の負けなしをキープ。ホームでの試合後は、記念Tシャツを着て家族とも記念撮影。チームからお祝いされ「ここまで来られたのは、みんなのおかげ。いいチームに入ったから」と、感謝の言葉を並べた。

 2013年の入団時はNO8。その後プロップに転向し、2年後には3番として日本代表キャップも得た。フッカー坂手淳史は「アサさん(ヴァル)は僕が入ってきた時に3番になって。開幕戦のヤマハ(現静岡)戦で、相当押されたところからアサさんの3番が始まった」と回顧。ヴァルは「堀江(翔太)さんがいたときからずっと。怒られながら、すごい教えてくれましたね」と振り返った。FW前列として、日本代表でも共に歴史を築いてきたプロップ稲垣啓太は、長年のトレーニングパートナーでもあるという。「ペアみたいに、色々一緒にやっていて。(今日も)おめでとうって言ってくれて、うれしかったです」と笑顔で語った。

 記念Tシャツの真ん中に書かれた「愛」の文字。ヴァルは「ビックリした。シャツに『愛』を入れてくれて、本当にうれしかった」と破顔した。2014年に日本国籍を取得し、妻の愛里さんから一文字もらって名前に入れた「愛」。好きな言葉で「トンガの家族も愛が強い」。人一倍、チーム愛も強いかという問いには「そうかもしれないですね」と、笑った。

 2季連続で決勝で敗れている埼玉。3シーズンぶりの王座返り咲きに挑んでいる。次戦は昨季王者のBL東京(旧東芝)を、ホームに迎える。ヴァルは「東芝戦は、しっかりといい準備をして。負けたくないので。一つずつの試合を、いいコンディションに持って行くことをやっていきたい」と、一戦必勝を誓った。

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