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斎藤麗王が大逆転のKO勝ち 2度のダウンをはね返し「苦しい試合でした」

スポーツ報知 / 2025年2月1日 21時21分

7回、斎藤麗王(右)は保坂剛をロープに追い込んでパンチを浴びせた(カメラ・小泉 洋樹)

◆プロボクシング▽60キロ契約8回戦 〇斎藤麗王(TKO7回3分)保坂剛●(1日、後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級5位・斎藤麗王(26)=帝拳=が、大逆転で価値あるKO勝利を手にした。日本同級8位・保坂剛(28)=三迫=との激闘を7回TKOで締めくくり、「苦しい試合でした。最後は何が何でも終わらせようといきました」と、疲れ切った表情で言葉を絞り出した。

 初回に左フックをもらい、いきなりダウンを奪われた。3回にはチャンスをつかみ連打を仕掛けたところでカウンターの右フックを浴びて2度目のダウン。「足にくるほどのダメージはなかった」と、そこから相手との距離をつめての打ち合いを仕掛ける。徐々にペースをたぐり寄せ、迎えた7回。左フックで決定的なダメージを与えて連打を仕掛け、一気にレフェリーストップに持ち込んだ。

初回から激しい打ち合いとなり客席のファンは大興奮。そんな中での勝利に「自信にはなりますが、練習してきたことが出せなかった」と、2度のダウンもあり反省が口をついた。

 日章学園で高校6冠となり東農大に進んだアマエリート。プロ入り後は5戦目でTKO負けを経験するが、ここまでの6勝はすべてKO勝ちという強打の持ち主。今年の目標は「決められた試合に勝ってタイトルに近づきたい」。同門でこの日、セミファイナルで日本ミニマム級王座の初防衛に成功した松本流星、WBOアジアパシフィックバンタム級王者の那須川天心は同じ98年生まれの26歳。先にベルトを手にした2人に「天心、竜星に続く」と、王座奪取への気合は十分だ。

 戦績は斎藤が6勝(6KO)1敗、保坂は7勝(5KO)4敗1分け。

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