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【大学野球】慶応の189センチ左腕・鈴木佳門が慶大合流…パワフルな打棒も魅力「ホームランを1本でも打ちたい」

スポーツ報知 / 2025年2月2日 11時46分

慶大の練習に合流した新入生。(左から)慶応・鈴木佳門投手、聖光学院・竹田一遥内野手、慶応・清原勝児内野手、石橋・入江祥太投手(カメラ・加藤弘士)

 東京六大学野球リーグの慶大は1日、横浜市内の同校グラウンドで来春入学予定の新入生22名が合流した。2年生左腕として2023年夏の甲子園で力投し、慶応(神奈川)の107年ぶり日本一に貢献した鈴木佳門も、神宮デビューへ思いを馳せた。

 身長189センチ、86キロの恵まれた肉体は、大学野球部の中でも目を引く。23年夏の甲子園決勝・仙台育英(宮城)戦では先発に抜擢され、4回3安打2失点にまとめるなど、4試合に登板。背番号10は全国制覇に欠かせないピースとなった。

 2年秋の神奈川大会で左肩に違和感を覚え、今は回復の途上にある。「まずは体作り。技術はその後。しっかりと試合に出られる体力をつけて、神宮で投げるのが目標です」と意気込んだ。パワフルな打棒にも定評がある。「六大学はDHがないので、ホームランを1本でも打ちたい」とバットでも暴れまくる決意だ。

 あの夏、一緒に歓喜の「塾歌」を歌った先輩の渡辺憩、丸田、福井らは1年からリーグ戦に出場した。「投げていて、安心できる守備陣だった。また後ろを守っていただく中で、投げられたらうれしい。先輩はみんな神宮で活躍していて、すごいなと思った。自分も出られるように頑張りたい」。貴重な大型左腕だけに、復活が待ち遠しい。

 栃木・那珂川町の出身。23年夏の甲子園前には帰省時に町役場を表敬訪問。日本一を誓い、その模様が地元紙に掲載されると、有言実行の全国制覇。大会後も再び町役場を訪れ、町長に優勝を報告した。「徐々に肩の状態は上がってきています」と佳門。神宮でもリーグVに貢献し、故郷に錦を飾る。(加藤 弘士)

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