【センバツ】福島・聖光学院が1次合宿打ち上げ「ブレイク中」と指揮官も太鼓判の大宮行雲内野手が猛アピール
スポーツ報知 / 2025年2月2日 17時45分
今春センバツに出場する聖光学院(福島)が福島・いわき市で2日間行った1次合宿を打ち上げた。7日から始まる2次合宿に向けたメンバー選考を兼ねており、2日間で紅白戦5試合を行った。斎藤智也監督(61)は「練習で見えないことが試合で見えた。来て良かったと思う合宿だった」と充実感をにじませた。
この2日間で存在感を示したのは、秋は背番号16だった大宮行雲(いくも)内野手(2年)だ。初日の第1試合は5番に座って4打数2安打2打点、2日目も第1試合に1番で出場して5打数3安打1打点。「良くなかった部分をしっかり改善することができた。ここでやってやろうと思っていたので良かった」と手応えを感じていた。
昨年11月、神宮大会直前の練習試合でホームに滑り込んだ際に左肩を脱臼。手術を提案されたが、メスを入れるとセンバツにも間に合わない可能性があったため、手術はせずに治療する方向に決めた。神宮では肩を固定してベンチ入りしたものの「何もできずつらかったし悔しかった」。それでも「自分を見つめ直す機会」前向きに捉え、練習ができなかった2カ月間は打撃フォームの見直しや、下半身強化に取り組んで体重を7キロ増の77キロまで増やすなど努力を重ねた。約3週間前に本格復帰すると「左ひじの使い方が修正できて、詰まってしまうくせが取れてきた」とこの合宿中も2日間で二塁打1本、三塁打1本と長打も飛び出した。
行雲(いくも)という名前は「行雲流水」の四字熟語。「自然の成り行きに任せるということなので、流れるままに、という意味を受け止めて(けがの期間も)過ごしました」と名の通り、けがと向き合って鍛えた成果が出てきた。センバツでは三塁手でのレギュラー定着を狙う。昨秋は後輩の猪俣陽向(1年)が背番号5を背負っただけに「先輩として負けられないなという思いはある」と闘志を燃やす。不完全燃焼の秋の雪辱を果たすため「出られるチャンスがあったら、チームのために、自分のやれることをしっかりしたい」と着々と準備を進める。(秋元 萌佳)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【高校野球】福島・聖光学院がセンバツに向けて1次合宿スタート
スポーツ報知 / 2025年2月1日 17時16分
-
【センバツ】天理を引っ張るプロ注目の遊撃手・赤埴「チームを勢いに乗せる」
スポニチアネックス / 2025年1月24日 18時23分
-
【センバツ】天理が3年ぶり27度目の選抜切符 プロ注目の遊撃手・赤埴がけん引
スポニチアネックス / 2025年1月24日 16時15分
-
剛腕は現ドラ、韋駄天は人的補償で移籍、1位左腕は背番号変更 3年で立場激変…燕の21年組
Full-Count / 2025年1月9日 7時30分
-
中学生で衝撃141キロ…復活した逸材 好素材の新人が続々、ドラ1以外の注目選手
Full-Count / 2025年1月8日 18時52分
ランキング
-
1「本当に引退するの?」SNSでは引退惜しむ声 青学・若林宏樹が初マラソン日本最高記録を更新
日テレNEWS NNN / 2025年2月2日 14時39分
-
2強欲止まらない“悪の帝国”ドジャースが今度はヤクルト村上宗隆を狙う!すでに獲得準備の怪情報
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月2日 9時26分
-
3巨人・田中将大 2日連続で久保コーチとマンツーマンドリル「一から見直して基礎からやっていく」
スポニチアネックス / 2025年2月2日 17時17分
-
4「えええ!」 29歳女優と電撃結婚「なんかずるいぞ」「これは…」 射止めたサッカー椎橋慧也に驚き
THE ANSWER / 2025年2月2日 11時33分
-
5【丸亀ハーフ】太田智樹が日本新記録!日本人初の1時間切り 賞金500万円ゲット 駒大の篠原倖太朗も更新
スポーツ報知 / 2025年2月2日 11時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください