ＣＭスポンサー企業、フジのやり直し会見に厳しい目「企業ガバナンスにおける不透明さが残っている」…「バンキシャ！」報じる

フジテレビ

　２日放送の日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ！」（日曜・午後６時）では、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題に揺れるフジテレビの現状を特集した。

　この日の番組では、１月３０日に行われた新体制下でのフジ・メディア・ホールディングス取締役会の様子を報じた。

　同番組では現在、フジへのＣＭ出稿を控えているスポンサー企業４１社に緊急アンケート。

　１月２７日の同局の１０時間超に及んだやり直し会見については「再度会見を開催したことからは事態を重く受け止めていることが伝わってきた。しかし、情報がすべて明らかにされたとは言えないため評価することは難しい」、「取締役相談役が参加されないなど、依然として企業ガバナンスにおける不透明さが残っている。そのため考え方は変わらない」などの声が集まり、やり直し会見後、ＣＭ再開に前向きな姿勢を示した企業は０社だったとした。

　さらに「いつまでＣＭを見合わせるか？」に対しては、「未定」が２２社、「第三者委員会の調査結果次第」が１３社、「事実関係がはっきりするまで」が５社、「現段階では３月末まで」が１社だったと報じた。