北海道銀行がロコソラーレを撃破 カーリング日本選手権１次リーグ

第６エンド、ストーンを投じる北海道銀行・仁平美来（カメラ・頓所美代子）

◇カーリング日本選手権　第１日（２月２日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　女子の１次リーグを行い、昨年の準優勝チームの北海道銀行が、五輪２大会連続メダルのロコソラーレを７―５で撃破した。

　中盤の第５エンド（Ｅ）で２点を奪い４―３とリード。続く第６Ｅでは不利とされる先行で１点をスチールし、５―３とリードを広げ、そのまま流れを渡さなかった。

　昨年、優勝を逃した悔しさが今年の原動力になっていると話すチームは、今年のロコソラーレとの対戦成績はこれで５勝２敗とし、一気に成長の跡を示している。スキップの仁平美来は「前半は耐える場面というか、厳しい場面が続いたんですけど、後半みんなでショットをつなぐことができて、最終的に勝ちにつながる試合ができて良かったかなと思います。初戦を勝てて大きな弾みになりました」と笑顔だった。

　大会は、男女１０チームが参加し、１次リーグ、２次リーグを勝ち上がったチームが、８日の準決勝、９日の決勝に進出する。